第一章 三一話 「召喚士探し」
レクスは、朝早くから起き出していた
軽い朝食を取り(といっても木の実なんだが)、暇そうにしている。どうやら、よく寝られなかったらしく、大きくあくびをする。と、そこへ、ズークが起き出してきた。ズークは眠たそうに、目をこすりながらレクスの方に歩いてきた。
「こんな朝早くから起きていたのか?」
ズークはレクスに訪ねた
「何か眠れなくて、それと・・・
数分して、全員おきだし、食事を済ませ、出発することになった
「この家ともしばらくお別れかぁ。」
マリンは、少しため息をついた
「いやならついてこなくても・・・」
「いいの。それに私がいないと、困るでしょ?」
「そうだけど・・・」
と、突然背の低い、たくさんの葉を付けている木の葉ががさがさと音を立てる。
「誰だ!?」
パワンはおどろいたように言う
そして、みんなは武器に手を置いた
レクスは、胸騒ぎがしていた。昨日と同じ、いや、昨日よりひどい、一
体何があるのというのか