第一章 二五話 「召喚士探し」
「奴の名前はバード、奴のねらいは恐らく、昔の自分と同じ・・・レク
ス、お前だ」
チャドウはレクスに視線を移した
「何で?」
レクスは?をだした
「お前は、「大樹」を見たことがあるか?」
チャドウはレクスに問いかけた
「大樹?大きな木なら、南の森で、いつも見てるけど・・・」
レクスはすかさず答えた
「大きな木?南の森にそんな木あったか?」
ズークは?をだす
チャドウはそのまま続けた
「その木は、いや、その木に宿る精霊は、お前達一族にしか心を許して
いない。つまり、お前にしか見えないのだ。その木は全てのCAOSの
源、そして、奴の狙いは、その木、その木を使って何をするかはしらな
いが、その木を狙っているのは確かだ」
「それで、レクスが狙われてるのか・・・」
ズークは納得したようだ
「次は奴らについてだ、奴は・・・