第一章 二一話 「召喚士探し」
「な、何をする気だ」
D・Fチャオは、退きながら言う
「ふふふ、これが、あんたのCAOSを上回っているかもね」
ウキワンは、またにやっと笑う
「これが、もしあんたのCAOSを下回っていれば、私たちの負け、け
ど、あんたのCAOSより上回っていれば・・・」
そう言うとウキワンは、手の上のCAOSの固まりを全て使い、術を唱
えた
「 フレイムバースト!! 」
ウキワンがそう言ったとたん、空から、D・Fチャオに向かって小さな
火の固まりが落ちてきた
「こけおどしかな・・・」
D・Fチャオは、その火の固まりを見ていった
「それはどうかな」
D・Fチャオは、その火をかき消そうと、衝撃波を放った
だが、そんな程度では消えなかった
「くそっ、何で消えないんだ」
D・Fチャオはおどろいたように言う
その直後、その火の固まりが、地面に着いた。すると、とても大きな爆
発を起こし、D・Fチャオ全体を飲み込んでいった