第一章 一話 「旅立ち」

 あらすじ:Dビルの最深部にいたまだ子供のチャオ「ラル」
そのチャオに負けたレクス達は、お守りによってどこかにとばされまし
た。今回はそのとばされたあとの話です。

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レクスが目を覚ますと、空が真っ黒で、そこにはとても大きな黒い龍が
居た。その黒い龍はレクス達を狙っているようで、何回も攻撃する。

レクスはかわそうとするのだが手足が動かない。前に見た夢と同じだ、
手元には剣がある。その隣には、トビワンとズーク、パワンともう一人
見知らぬミズチャオが居た。そのチャオが黒い龍に向かって手を出すの
だが、何も起こらない。そのチャオは、唖然として、何かを言ってい
る。だがレクスの耳にはなにも聞こえなかった。


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トビ「レクス!大丈夫チャオか!?」

レクスはその声で正気に戻った。夢を見ていたのだ。宿の時と同じ夢を

レク「う~ん 何か変な夢見ちゃった」

ズー「かなりうなされていたぞ」

パワ「やっと起きたね」

レク「ここは? 確かラルとかいうやつと戦っていて、誰かの声がし
て、光りに包まれて・・・」

レクスが起きあがり、辺りを見回すと、夕日が沈みかかっているのが見
えた。その後ろには、小さな村があった。

トビ「分からないチャオ。とりあえずあの村に行ってみるチャオ」

トビワンは小さな村を指さした

チャ「くそ ロットめ 覚えていろ・・・」

ズー「ってなんでお前がいるんだよ」

チャ「知らない 気づいたらここにいた」

トビ「チャドウ!!今度こそけりを付けてやるチャオ!!」

チャ「こっちのセリフだ。」

 トビワンとチャドウは、武器をかまえた

レク「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。ここは一時休戦しようよ。こん
などこか分からない場所で争うなんて良くないよ」

チャ「一時休戦だと?」

トビ「一時休戦?」

レク(まずかったか?)

トビ「別にいいチャオ」

チャ「同じ目的があるならば・・・それもよかろう」

レク(ふぅ~)「じゃあ決まりだね」

パワ「早く行こうよ」



テクテクテクテクテクテクテクテク

タッタッタッタッタッタッタッタッ

ーーーーーーーーーーーー15分後−−−−−−−−−−−−−−−−

テクテクテクテク

レクス達は、村の門をくぐった

パワ「これからどうするの?」

レク「とりあえず宿を探そう。すいませーん」

レクスは、道を歩くミズチャオに訪ねた

??「宿?宿はあっちにあるよ」

ミズチャオは、他の建物より少し大きい建物を指さした

レク「ありがとう」

レクスはお辞儀をして歩き出した



~~~~~~~~~~~~~~~宿~~~~~~~~~~~~~~~~

レクス達は手続きを済ませ、部屋に移動した。

パワ「・・・・・でね~ 闇の使者って言うのが出てきたんだよ。」

チャ(闇の使者・・・奴が動き出したのか・・・)

ズー「それはお前のせいだろ・・・」

レク「こっちなんかすごい数の敵がいたんだよ。・・・それで、天井に
あるスイッチを、トビワンが飛んで押したんだよ」

ズー(飛べたんだ・・・)

 ベチャクチャベチャクチャ

トビ「楽しいところ悪いけど、情報収集には行かなくていいチャオ
か?」

レク「じゃあ僕は行く」

ズー「俺も」

パワ「僕は待ってる。チャドウを監視してるから」

チャ「・・・」


             「村」

レク「情報なら占い屋にいってみようよ」

ズー「占いなんてあてにならないぞ」

トビ「どうせ他に行く場所なんてないチャオ」

レク「でも占い屋ってどこだろう?」

ズー「あれだろ」

ズークが指さしたところは、怪しい雰囲気を漂わせる紫色のテントだっ
た。

トビ「とりあえず中に入ってみるチャオ」

レクスとトビワンはおそるおそる中に入っていった。

ズークは普通のように入っていった

??「ようこそ、レクスさん」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第137号
ページ番号
16 / 73
この作品について
タイトル
CHAO  OF  STORY
作者
ポトッチ(ぽと)
初回掲載
週刊チャオ第131号
最終掲載
週刊チャオ第152号
連載期間
約5ヵ月11日