チャオガーデンの空

僕は独り言を言うように木を揺らしていた
もう木の実は全部落ちていた
だけどこうしているうちに君が来て
木の実を持って笑ってくれるんじゃないかと思っている

揺らすのに疲れて座る僕の横を
シャドウチャオは通り過ぎ
勝手に木の実を食べ始める
チャオガーデンから見る空が青いのは絵だからなんだ

青いスプレーで君が歩道橋に書いたCRYという字
もう消えてしまったけれど
君はまたここに来るような気がする
待ってたんだねと言ってくれるような気がする

このページについて
作者
スマッシュ
掲載日
2014年8月6日
ページ番号
38 / 40
この作品について
タイトル
チャオの詩
初回掲載
2011年3月31日
最終掲載
2020年9月16日
連載期間
約9年5ヵ月20日