空から来たガラス球(四)

「パニック・山荘」

真昼間の山のなかはくら~いところがあ~るその中のひとつ「ありゃま山荘」無人の山荘なのに人の声、カーテン閉めてなにやら話している

あやし~男:「ここは大丈夫だよなぁ、これで今日隠れるのは7回目だよぉ」
あやし~女:「五月蝿いわね、まさか警察がいるとは思わないでしょ」
あやし~男:「まぁ体育倉庫は解るけど警察寮は無いでしょそのうえこの場所だって交番で聞いてたし」
あやし~女:「うっ・・そ、そんな事より受け渡し時間まで2時間狩りにでもいってらっしゃい」
男:「山の肉食べるの~や~だ~あ、でもへび食べたいなぁ~」
女:「へ・・へびってあんたまぁでもこの仕事が終わって色々やって幹部に上がれば「格様~、介様~」って呼ばれて、美味しい思いができるのよイノシシやらシカやら食べれるんだから」(全部山の肉やん(天界からの突っ込み)
男:「・・・・そ、そうだね獣鳥さん」
獣鳥:「姓で呼ぶなって言ってるだろう坂元 闇介ってフルネ~ムで呼ぶよ」
闇介:「すいませんでした、格乃ねぇさんだからフルネ~ムはやめてください」

などというバカなんだか怪しいんだか解らない話だったおっと山から少し離れた「時代屋」からも

音刃:「あら来てたのふっふっふっ~貴方達暇そうねぇ」
竜士:「ひ・・暇じゃぁ無いぞ闇討先輩のお使いの途中で今すぐ剣道部にもどらねばぁ(やばい・・なんかあるぞこりゃぁ)」
音刃:「大丈夫先輩からは昨日了解を得たわだから行きましょう犯人探しに」
竜士:「ちょっと待てよ、俺達は了解してないぞ」妖狐:「待ってください僕達了解してないんですけどぉ・・」カオス:「OK~OK~」
音刃:「よし決まり、れっつご~宝石強盗犯さがしへ~」
竜士:「なんだって~~~」
妖狐:「何でこんな言葉覚えさせたんですか~」

所変わって音刃ル~ム

カオス:「きゅっきゅっきゅ~」
チャッピー:「ぴーぴっぴっぴー」
透明チャオとうさ耳チャオが積み木であそんでいる~
妖狐:「ほらほらキールお前もあそんどいで」
キール:「ふ・・ふみ~・・・」
お、あれはめずらしぃテイルスチャオだぁはずかしがりやさんのようだ
チャッピーが手をさしのべてきたキールが手をだすといきなり一本背負い、むごいむごすぎるその後引キールはきずられて積み木のあるところへ向かった
音刃:「なんかいいなぁ二人ともレアで・・っといまから作戦会議を行うよ」
竜士:「作戦会議の前に犯人の居場所はわかんのか?」
音刃:「そんなの交番で聞くわよそれでいいのよ」
妖狐:「それでいいのよっていいんですかぁ?そんなことより、ぼくはぁどうすればぁ」
音刃:「大丈夫よ竜士君が色々貸してくれるだろうし」
竜士:(げ、俺のコレクションがぁ妖狐はともかく音刃に壊される~)
音刃:「大丈夫家の製品壊れにくいし、壊れたら同じのあげるから、それと捕まったらアレあげるから」
竜士:「なにアレか、よっしゃ~強盗犯でも暴力団でも自衛隊でも何でもこいってんだ」続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第10号
ページ番号
4 / 6
この作品について
タイトル
チャオのいる場所
作者
椎名 狐尾
初回掲載
週刊チャオ第7号
最終掲載
週刊チャオ第42号
連載期間
約8ヵ月3日