第10話 1つ目のシャインエメラルド

HPクリックで9話です

ナイト「眠い・・・」

ルイス「ふぁぁぁぁ・・・」

レン「おい、何あくびしてんだよ

   目の前に怪しい洞窟があるのにさ」

そう、みんなの前には、ぽっかりと口を開けた、暗い洞窟があったのだ

ナイト「そんな事言われたって・・・」

ナイトがそう言ったのも無理はない

何故なら、昨日徹夜で、チャオ保護地域を出たからである

ナイチャル「入る事になるんだよね・・・」

そう言い、みんなはその洞窟に入って行った

レン「結構奥まで来たな」

パチャマ「ん・・・?奥にある光ってるやつは何?」

ナイト「う~ん・・・あれはなんだろう・・・」

 ピーピー

ナイトのリュックサックの中から、その音が聞こえてきた

レン「出すぞ」

ナイト「いいよ」

 ピーピー《ワタ~ヨ・・・ポ~ントヨ・・・(訳・私よ・・・ポイントよ・・・)》

少し、聞こえない箇所がある(~←ココ)

 ピーピー《ソノエ~ラルド~、ワタ~ニミセテクレ~イ?(訳・そのエメラルドを、私に見せてくれない?)》

その通信機には、カメラがついていた

ナイト「シャインエメラルドは、もっと先にあるんだけど・・・」

 ピーピー《ダイジョウ~。~~カメラハ、トオクマ~~~~カラ(訳・大丈夫。そのカメラは、遠くまで見れるから)》

ナイト「ところで、なんでそんなに聞こえない箇所があるの?」

レン「洞窟の奥だからに決まってるだろう

   もう少し奥に入ったら、通信できなくなるな」

ナイトは黙って、ポイントにエメラルドを見せた

 ピーピー《コレハ・・・シ~イン~メラジー―――――――(これは・・・シャインエメラ~~ジー――――――(ノイズ音))》

ナイト「切れちゃった」

ナイチャル「はやく取らなきゃ」

そうして、みんなが走っていったその時!

パカ(床が開く音)

皆「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」

シャインエメラルドが乗っている台座に後1mという所で、みんなは落ちてしまった

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第79号
ページ番号
10 / 17
この作品について
タイトル
シャインエメラルドをもとめて
作者
てーるす
初回掲載
週刊チャオ第57号
最終掲載
週刊チャオ第88号
連載期間
約7ヵ月6日