第8話~必殺球6~

ビート「次は・・・、レバルドだ・・・。」
レバルド「お、おい無理すんなよ。」
ビート「む、無理なんかしてないさ・・・。」
ビートは苦しそうに言った
チャオ蔵「今回は休め、ビート。」
ビート「え・・?」
チャオ蔵「今回はわしがやる。」
リー「え?」
ロッド「監督が?」
ナック「教えられるんですか?」
チャオ蔵「こう見えても昔は、鬼コーチとよばれてたんだぞ。」
ビート「じゃ・・・、じゃあ今回は頼みます監督・・・。」
チャオ蔵「うむ、ゆっくり休め。」
レバルド「じゃあ、監督お願いします!」
チャオ蔵「わしの練習は、ビートよりも厳しいぞ。覚悟はいいな?」
レバルド「はい!」
チャオ蔵「うむ。ではいこうか。」
レバルド「はい。」
チャオ蔵「それと、お前達は見ないでくれ。」
リー「わっかりましたー。」
ガチャ、ギギギバタン!
ロッド「なあ、監督の練習ってどんなんだろうな?」
ナック「気になるよな・・・。」
ゲット「まだ、一度も見てないもんな・・・。」
リー「さあさあ、しゃべってる暇があるなら練習だ。」
ロ・ナ・ゲ「は~い。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レバルド「おらあ!」
ドシュ!
ズバーン
チャオ蔵「甘い!!もう一度投げろ!!!」
チャオ蔵の表情はいつものではなかった、鬼の表情だった・・・
レバルド(くっそお・・・。)
レバルド「うらあ!!!」
ドシュ!!
ズバーン!!
チャオ蔵「まだまだ!!もう一度!」
こうして6時間が経過した
ガチャ
一同「!!!」
レバルド「ああ~きつかったあ~。
ドタッ
チャオ蔵「良く耐えたな、レバルド!」
レバルド「はい・・・。」
    2時間後
チャオ蔵「よし、ではやるぞ。」
リー「ど、どんなんだろう・・・。」
チャオ蔵「ヴァシル!お前は2塁についてくれ!」
ヴァシル「あ、はい。」
タッタッタ
チャオ蔵「お前は、わしが打ったら3塁を回ってホームまで全力で走れ!」
ヴァシル「はい!」
チャオ蔵「いくぞ!」
カキーン
ダッ
バン
レバルド「うらあ!!」
ドシュ!!
リー「ま、まさかホームまで投げるのか!?」
ナック「む、無理だぞ!」
ごぉオオオオ!!
ズバーン!!
力強い音が響いた!
審判「アウト!!」
一同「おお~!」
リー「すげえ!」
ロッド「届いたぞ!」
チャオ蔵「よくやったぞ!」
レバルド「ありがとうございます!」
ナック「ところで今のは・・・?」
レバルド「今のはトルネードアタックだ!」
ロッド「トルネードアタック?」
レバルド「ああ、思いっきり投げて途中で速さがアップするんだ。」
チャオ蔵「そういうことだ。」
ナック「へえ・・・、すごいな。」
ロッド「うん。」
リー「じゃあ、話変わって次は?」
チャオ蔵「次は、ヘルドムだ。」
ヘルドム「おっし!!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第219号
ページ番号
9 / 35
この作品について
タイトル
チャオ超野球(チャオの超野球)
作者
クリスタル
初回掲載
週刊チャオ第218号
最終掲載
週刊チャオ第227号
連載期間
約2ヵ月5日