第5話~必殺球3~
チャオライダーズドーム
ビート「次はゲット!」
ゲット「ああ。」
ぬくっ
ビート「あれ?お前・・・もしかして寝てた?」
コクッ
チャオ蔵「いかん!!離れろ!」
ビート「えっ?」
すうう・・・
ゲット「ギイイヤオオオ!!」
ビート「うおおお!」
チャオ蔵「ぬう~!」
シュウウウ・・・。
チャオ蔵「ふう・・・。」
リー「キーン。な・・何も聞こえない・・・・・。」
ロッド「・・・・・・。」←気絶中
ビート「あ・・・ああ・・・・。」
クラッ、クラッ・・・バタン。
チャオ蔵「だ、大丈夫か!?ビート!」
ピーポーピーポーピーポー
ビート「・・・・・。」
全員「・・・。」
ビート「・・・、パチッ。」
ゲット「大丈夫か?すまない・・。」
ビート「ああ、大丈夫!」
チャオ蔵「では帰るか。」
二人「はい。」
チャオライダーズドーム
コツコツコツ
チーム員「あッ!」
リー「もう平気か?ビート。」
ビート「ああ、もう平気だ。」
ロッド「良かった・・・。」
チャオ蔵「お前らに言いたい事がある。」
チーム員「え?」
チャオ蔵「実は、ゲットは起きる時大声を出してしまうんだ。」
ビート「なんだ、そうだったのか。いや~ビックリしたぜ!」
ゲット「ゴ、ゴメンなビート。」
ビート「もう気にしてねえから、なッ?」
ゲット「・・・コクッ。」
ビート「じゃあ、やろうぜ。」
リー「え~と、ゲットは泳ぎのハシリ型だけどどうすんだ?」
ビート「んとね、二つの特徴を生かそうか!」
ゲット「え?」
ロッド「二つ同時に生かすのか?」
ビート「いや、片方ずつやっていこう。」
ゲット「ああ!!」
2時間後
ナック「よしいくぞ!」
ビシュ!!
ゲット「そりゃ!!」
カキイイン!
チャオ蔵「2ベースを狙うのか!!」
ビート「いや違いますよ。」
チャオ蔵「えッ?しかしあの状況だと3ベースはとても無理じゃぞ!」
ビート「ご心配なく。ゲット!」
グン!グン!グン!
チャオ蔵「な、なんじゃあれは!?」
ビート「あれがあいつの技です。球が空中で横に大幅に変化するんです。」
チャオ蔵「なるほど、あれを使えばボールは取れずに落ちて3塁まで進めるんじゃな?」
ビート「その通りです。」
ゲット「よおおし!!上手くいったぜええ!!」
ビート「良かったな!」
ゲット「なあに、コレもお前のおかげさ!」
ビート「ふふふ、じゃあ次はナックだぞ!」
ナック「よし!!」
では続きは来週だよ~。