第1章「新エレメンタル!?」

チャールズ「あのチャオガーデンから随分とはなれたなぁ。」

ヤスチャオ「まあ、ここ1ヵ月歩き続ければ普通だろ。」

ファング「何か楽しいことがあればいいのだが。」

チャールズたちはいま大都市チャインズに来ている。

TVからの声「お昼のニュースをはじめます。」

チャールズ「あんな所にでっかいテレビだ。」

ヤスチャオ「そういえば、ここのところニュースなんて見てなかったな。」

ファング「どんなニュースがあるのやら・・・・」

TVからの声「今日の10:30大統領の記者会見がありました。」

チャールズ「どんな内容だろうな。」

大統領「私たちの新たな力エレメンタルですが、研究の結果により色々と判明した。その内容は言えんが、その結果により新たなエレメンタルが完成した。」

大統領は大きな透けているカプセルを画面に近づけてこう言った。

大統領「これが新しいエレメンタルの鉄のエレメンタルだ。」

チャールズ「うお!人工的に作ったのか!?」

ヤスチャオ「いくら解析しても覚醒の力までは引き出せないだろう。」

ファング「あのエレメンタルで一体何をする気なんだ?」

大統領「私たちはこのエレメンタルを使いこなせるチャオを探している、そこでだ、今度チャオのトーナメントを開催する事に決定した。」

チャールズ「おもしろそ~、1位になったらあれもらえるんだぜ?出たいなぁ。」

ヤスチャオ「久々に楽しい戦いが出来そうだ、俺は出ることにする。」

ファング「チャールズとも戦わないとな、わくわくする・・・」

大統領「政府のエージェントも出場する予定だ、腕に自信のある方みんなで応募してくれたまえ!」

チャールズ「これからは俺たちはライバルだ、次に会うときは強くなってトーナメントで会おうぜ!」

ヤスチャオ「絶対負かしてやるからな!」

ファング「最大まで覚醒してきてやる!」

大統領「このトーナメントは2日後だ!急いで応募してくれ!」

チャールズ「二日後かよっ!」

その夜、3人とも応募が終わりぐっすり眠っていた。

謎の人物「鉄のエレメンタルか・・・とっとと手に入れてやる!」

そして次の日・・・・・

ニュースの声「緊急ニュースです!昨夜、政府科学技術局に何者かが押し入り鉄のエレメンタルを盗んだとのことです!」

チャールズ「盗まれちまったのかよ!」

ヤスチャオ「警備が甘すぎる・・・・」

ファング「戦う理由がなくなった・・・」

大統領「皆、安心してくれ。鉄のエレメンタルはまだある。だから賞品はまだ無くなってはいない。」

チャールズ「よかったぜ!」

チャールズはそれだけ聞くと部屋を出て歩き始めた。

チャールズ「どうやって鍛えるかなぁ・・・・」

次回へ続く・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第139号
ページ番号
1 / 5
この作品について
タイトル
チャオチャオトーナメント
作者
チャールズ(ファング)
初回掲載
週刊チャオ第139号