最終章第二話 希望の結束
シャキーンとポーズを決めるチャイルスのアーモレーター。
「どお?かっこいいちゃお。」
「ば、ばかも~ん、爆弾はどしたちゃお?」
チャッグマンは叫びます。
「それなら、ここにあるちゃお。」
アーモレーターの右モモが開き、中には超小型爆弾が収納されています。
「なるへそ、変形しないと使えないってことちゃおね。」
それを見てチャッグマンが言います。
「はう!しまたちゃお~。どしよちゃお?」
チャイルスはアーモレーターからトライチャージャーにもどします。
「ごめんね、ドクター。これ、アタシが頼んだちゃお。」
チャイルスを移すカメラに割り込むようにルーチャはフレームインします。
「もうアタシには、こうもり変化は出来ないちゃお。」
チカラの源であるシルバーバトンが、チャックルズにへし折られたから。
ルーチャはトライチャージャーのアクセルをふかします。
「そ、それはどゆことちゃお?」
「今は、くっちゃべってる時間は無いちゃお!」
ルーチャは、トライチャージャーを発進させます。
チャッグマンは、モニターをシェルタールームに戻します。
しかし、チャックルズとチャニックの姿がありません。
チャッグマンはあせって色々とモニターを切り替えてチェックします。
そして、隔壁が開いているのに気が付きます。
チャッグマンは、避難通路にモニターを切り替えます。
なんと、チャニックが走ってます。
「チャニックよ、隔壁はどしたちゃお?」
チャッグマンには不思議で仕方ありません。
「やあ、ドクター。隔壁なら、軽く小突いたら崩れたちゃお。」
「な、なんと。」
チャニックの答えで、ピンときました。
おそらく、50年もメンテナンスなしでほっとかれてたんで、がたがきてたんでしょう。
「最深部までは、もおちょいちゃお!」
チャニックは最高速で駆け抜けます。
その後ろを、ちょっと遅れがちにチャックルズが続きます。
「たくぅ、誰も長官の言うこと聞かないちゃお。まあ、結果オーライだからいいちゃおか。」
○○○
次回予っ告~。
以前お知らせに書いた通り、今週は最終章突入記念で、一挙二話公開です。
ただ単に、今週はここまで書いてみたかっただけなんだが。
なんとか五月中に終わらせる為の最終手段だったんだけど、何気に5週あるんね、今月の土曜日。
ふ~ん。
さて、最深部でチャニックを待ち受けるものは?
いや、それよかチャドーはどした?
チャニックアドベンチャー2最終章第三話
『チャドー!甦る記憶』
全ての願いよ、永遠に。