(3)Bパート
アイキャッチ<チャ面ライダーM1・RZI>
俺はトラック野郎のジムと親しくなり、家に招かれた。
ジムの母「まぁ、かわいらしいお客さん!!今夜はジムもいることだしステーキも沢山焼きましょう!!」
ジムの父「息子の友達か!?このちっこいの?ジム!お前いつから・・・!!」
ジム「何でもいいだろうが!!?俺にチャオの友達でもいたら悪いのか!?」
ジムの父「それが親に言う台詞かぁ!?」
一見、非常に険悪ムード満点の一家だがジムの家族はむしろ楽しそうにするのだ。ジム曰く『いつもケンカしてるくらいが丁度良い』らしい。
夕食に出てきたステーキも圧巻である。日本じゃまず見かけない分厚さ。そしてそれをがっつりいくのである。俺もがっつり食らい、その美味と豪快な食べっぷりを堪能した。
その後、チャールはジムと飲み明かした後、持参の寝袋に入ろうとした。
女性の声「キャー!!!!!」
外から突然聞こえる女性の悲鳴。
すぐさまそとに飛び出したのはジムの父だ。
その手にはライフルが握られてる。
その後を追いかけるようにしてチャールも外に出てきた。そのあとにジムもつづく。
ジムの父「なんだこりゃ!?」
ジムの家の前の道路には夥しい量の血が残っていた。
しかし、そこには人はなく、叫び声の女性の姿もない。
ジムが父に近寄りその光景を見た瞬間、顔をしかめてこう言った。
ジム「何だよ・・・これ。」
その時である、突然茂みから黒い陰が父に襲いかかってきた。必死に抵抗するジム親子。その時あたりをみまわりしてたチャールがそこに現れだ。
チャール「これは、まさか!?」
素早く事態を飲み込んだチャールはその黒い陰に鋭いけりを見舞った。
するとその陰は茂みに逃げ込んだ。
ジムの父「ぐぅ・・・」
突然、ジムの父が倒れた。真っ白だったTシャツが真っ赤である。
ジム「親父!!!」
チャール「はやくお父さんを病院へ!俺はあいつを追いかける!!」
ジム「わ、わかった!!!!」
そう言い残しチャールは茂みに入った。
あたりは真っ暗で何も見えない。月明かりのおかげでまだわかるといったところだ。
チャール「変身!!」
走っているチャールを激しい光が包み込みその戦士へと変身した。
その時、木の上からその黒い陰が飛びかかってきた!!
黒い陰「キシャーーーーー!!!」
ダイビングタックルをもろに食らったその戦士は近くの大きな木の根元にふきとばされた。
ドフッ!!
戦士「ウッ!!」
鈍い音とともにその戦士は大きくよろめいた。そして黒い陰は戦士の前に着地しハイキックを戦士のどたまからたたき込もうとするが戦士はギリギリで受け止めそのまま黒い陰をかついで放り投げた。
黒い陰は素早く着地し戦士を睨む。
陰「ア・・・アール・・ズィー・・・RZI・・・・・ワレラ・・・・ノ・・・・テ・・キ・・・」
その時・・・その黒い陰から物凄い勢いでガスが噴射された!!!
戦士「これは!!!!!!?」
驚く戦士にガスが襲いかかってきた!!!!!
つづく
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー次回予告
大怪我をおったジムの父。
次々に消えていく住民!!
迫りくる毒ガス!!
そして『RZI』とは!?
次回『毒ガスの罠』(後)
ご期待ください!!!