(4)

<前回>
謎の巨大円盤を追うチャールはオーストラリア西地区を目指す。その道中、ジムというトラック野郎に出会いその日の晩は彼とその家族の家に泊まる事となった。しかし深夜になるころ、女性の悲鳴で家を飛び出したチャールとジム親子。チャールが家の周辺を調べる間にジム親子が正体不明の敵の襲撃を受けてしまう。チャールが素早く敵を追い払うもジムの父が負傷してしまう。チャールは敵の後を追い茂みへと入ったのだが・・・。


正体不明の黒い陰が木の上から戦士に襲いかかる。

ドゴッ!!

戦士「グワッ!!」

黒い陰のダイビングタックルを溝にくらった戦士は大きな木の根元まで吹っ飛ばされ、その場に崩れた。


『毒ガスのワナ』(後)

黒い陰は戦士からある程度間合いがとれるところに立ち構えたままだった。

黒い陰「ア・・・・・ル・・ズィー・・アール・・・・ズィ・・・・ワ・・レラ・・ノテキ・・・RZI!!」
その時、黒い陰からガスが噴射された。そのガスは物凄い勢いで戦士に襲いかかってきた。

戦士「・・・・クッ!!!」

シュパ!!

戦士は低木の枝の上にジャンプし、ガスから逃れた。
そのガスがもろにあたった木は一瞬にして溶けた。当然、その周辺の木や草もタダで済むわけがない。

黒い陰「キシャーーーーー!!」

黒い陰は素早く低木にいる戦士に飛びかかる。そして戦士の顔面に強烈なエルボーをくらわせ、戦士は低木から転落した。

さらに黒い陰は低木の上から戦士に飛びかかるが戦士は倒れた体勢から転がりながら回避し着地した陰に突き出すような形の蹴りを見舞った。

敵が一瞬怯んだ瞬間、戦士は立ち上がり上中下のキックを多彩に使い分け敵を圧倒した。そして右ストレートを敵の顔面に見舞った。

敵はたまらず7mぐらい先まで吹っ飛んだ。その時、一瞬月明かりで敵がスカンクという動物に似た姿をしていることがわかった。

敵はよろめきながら立ち上がるとまた闇にきえた。どうやら逃げたらしい。

戦士はこれ以上の追跡・戦闘は自分にとって不利と判断し後を追わなかった。

戦士「・・・R・・ZI・・・・?」

神秘のヴェール 身にまとい
君は 戦う チャオとなれ!!
負ける 事を 恐れたら・・・
地球は 闇の手に 落ちる。
GET UP THE HERO 
立ち上がれ!!
正義と 悪の果てしないバトル
STAND UP THE HERO!!
目を覚ませ!!
俺に力を 与えてくれ!!
チャ面ライダー 銀のボディ
チャ面ライダー 青い瞳
チャ面ライダーM1・RZI!!




翌朝・・・病院の待合室。
チャール「ジム!!お父さんは?」

ジム「ああ・・・・、命に別状はないが、傷口がすげぇひどくて完全な治療を施すにはまだ時間がかかるらしい。」

ジムは安心してるようにも見えたがやはりつらそうな気もする。

チャール「昨日のやつはかなり危険な生物だ。だが、いずれ解決するだろう。警察も動いてるからな・・・。」
ジムは体格もそこそこ大きいのだが落ち込んでいるせいか肩幅もせまい。

チャール「それじゃあ、俺はひとまず何か差し入れをかってくる。」

ジム「あ・・・ああ。」

そういってチャールは病院を出た。

チャールは近くのコンビニを目指して歩いていた。

チャール(RZI?どんな意味だ?全くわからん。)

そんなことを考えながら歩いていると、

男の声「たすけてーーーーーーー!!!」

男の叫びを聞き、チャールはその声の聞こえた方向へ走り出した!!!!


アイキャッチ<チャ面ライダーM1・RZI>


(CM)
君の手でライダーの秘密を暴き出せ!!
全500種類のカードからオリジナルデッキを作って友達と対戦だ!!
武器、敵そして技と歴代チャ面ライダーを完全網羅!!君にはもう死角はない!
『チャ面ライダーバトルカード』 
君はもう虜になる・・・・。


Bパートへ続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第132号
ページ番号
6 / 6
この作品について
タイトル
チャ面ライダーM1・RZI リメイク版
作者
ALU
初回掲載
週刊チャオ第108号
最終掲載
週刊チャオ第132号
連載期間
約5ヵ月18日