5話 檻の中の弱者

ピラー「(本当に世界を滅ぼした言われる伝説のロボならこのドームは意味を成さない・・・)」

この世界は平面である。中はドームのようになっていてその中で生活している。

ドンッ!

ヤンキー「痛いだろうが。ボケ」

ピラー「・・・」

ヤンキー「おい!聞こえてねえのか?殺すぞ!おい」

ピラー「黙れ・・・」

ヤンキー「誰に向かって口聞いてんだ?おい!」

男の声は荒々しい。逆にピラーは冷静だ。

ピラー「それは、こっちのセリフだ」

ヤンキー「あぁ?ぶっころすぞ」

拳がピラーの顔面にせまる。

サッ

何かが男の顔目の前で止まる

ヤンキー「あ?何だこ・・!!・・・ち」

ピラー「フン!弱者め。(まあ自分もな)」

そのころ・・・

サース「暇だなあ。ふああ」

ホリー「確かにな」

マーシャ「久しぶりだね。こんなに暇な日」

ホリー「まあ。3ヶ月21日ぶりだ」

サース「さすがだね。その記憶力」

ダーク「今日はもう帰れ」

ホリー「へえ。珍しいな。ダークが言うとは」

サース「じゃあお先!」

ホリー「俺も」

マーシャ「では」

ダーク「しっかり休めよ」

サース「さて帰る・・・」

いきなりあのロボを思い出したのだ。しかも・・・

サース「なぜだろう?ポリス隊本部に・・・」

本部・・・

サース「何でだろう・・・」

本部地下・・・

サース「ここ、知ってる。ここをでれば外界だ」

同じころ・・・

???「ひゃはあ!(イエイ)やっぱ外界最高!」

???「騒ぐなよ」

???「すんませーん。首領」

首領(本名じゃないよ)「ふん」

???「もうそろそろですね。伝説のロボが手に入るまで・・・」

首領「ああ。所詮ドームの奴らはここを知らんはずだ。檻の中の弱者とでも言ったとこか。なあ、ゾン」

ゾン「そっすねえ」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
5 / 9
この作品について
タイトル
バウンティハンター
作者
skyチャオ
初回掲載
週刊チャオ第119号
最終掲載
週刊チャオ第127号
連載期間
約1ヵ月26日