第二百四話
【救出】
声と爆風のもとに駆けつけた五人は、泥人形の群れの真ん中で、三人ほど戦っているのが見えた。
タイプは、右からシャドウチャオ、DPS、DSF。
DPS「あーもう!一体何体いるんだよこいつら!」
シャドチャ「分からないけど・・このままだと俺たちも・・・」
そんな会話が聞こえる。
と、ここで泥人形もシルバたちに気がつく。
エルフィス「まず私がこいつらを吹き飛ばします。その隙に三人をお願いします!」
直後、エルフィスはボルカノキャノンを唱え、燃えた岩の弾が泥人形を吹き飛ばした。
それにより、綺麗に道ができ、そこをシルバとフロォーが走りぬけた。
???「何だ?」
シルバ「こっちだ、速くこい!!」
シルバの一声で三人は一度顔を見合わせ、シャドウチャオが頷き、シルバたちとその場を脱出した。
追ってきた泥人形は、エルフィスのファイアーによって土に変えられ、ボロボロと崩れ去った。
そして、そこに残ったものは水分を奪われたチャオたちだけだった。