第二百四話


【救出】

声と爆風のもとに駆けつけた五人は、泥人形の群れの真ん中で、三人ほど戦っているのが見えた。
タイプは、右からシャドウチャオ、DPS、DSF。

DPS「あーもう!一体何体いるんだよこいつら!」

シャドチャ「分からないけど・・このままだと俺たちも・・・」

そんな会話が聞こえる。
と、ここで泥人形もシルバたちに気がつく。

エルフィス「まず私がこいつらを吹き飛ばします。その隙に三人をお願いします!」

直後、エルフィスはボルカノキャノンを唱え、燃えた岩の弾が泥人形を吹き飛ばした。
それにより、綺麗に道ができ、そこをシルバとフロォーが走りぬけた。

???「何だ?」

シルバ「こっちだ、速くこい!!」

シルバの一声で三人は一度顔を見合わせ、シャドウチャオが頷き、シルバたちとその場を脱出した。

追ってきた泥人形は、エルフィスのファイアーによって土に変えられ、ボロボロと崩れ去った。
そして、そこに残ったものは水分を奪われたチャオたちだけだった。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第309号
ページ番号
221 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日