第百八十一話

【正義(?)のライダー再び】

フォル「あ~疲れた・・・」

まだここはドーム中央、今フォルは観客席に向かおうと出口に向かっていた。

【観客席】

カイ「どうにか勝ったね。」

ピンキー「なんかショボイ終わり方だったね。」

メタル「うん・・・」

アイス「・・・・あれ?」

ドリム「どうしたの?」

アイス「あそこの奴・・・」

アイスが見ている方にドリムが顔を向けると・・

ドリム「あ・・・」

いつぞやのテイルスにもらった武器追加マシンが置いてあった。

アイス「すっかり忘れてたね・・・」

ドリム「何で気付かなかったんだろう・・」

アイス「これフォルに見せよっか。」

ドリム「だったらまだ下にいるし、一番下の席なら見えるかもしれないね。」

アイス「よし、持ってこー!」

ドリム「おー!」

んで案の定久々の・・・

ドリム「チカラが強くなりたい・・・チカラが強くなりたい・・・チカラが強くなりたい!!」

キュワーン(効果音(?)

ドリム「よいしょっと。」

ドリムがフォルとシルバの二人で苦労して運んできたマシンを、両手で持ち上げた。

しかし・・・・

ドリム「ま・・前が見えない・・・」

機械が大きすぎてドリムは前が見えなかった。

アイス「階段降りれる?」

ドリム「大丈夫・・・多分。」

ドリムが一歩足を前に踏み出した。

だが、一歩目から見事に踏み外し・・・

ドリム「きゃあ!!」

機械を落とし、ドリムはこけた。

機械は、階段を跳ねながら降りて行った。

アイス「あ・・・落ちる・・・」

機械は跳ねて跳ねて跳ねて・・・観客席から落ちた。

その機械は・・・

フォル「ん?」

ヒューーーーーー・・・・

フォル「んなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

フォルに向かって落ちてきた。

アイス「あ・・・・」

ドリム「フォル兄避けて!!」

フォル(いきなり過ぎて反応できない!!)

つまり、動けない。

機械がフォルに当たる目前まで来たその時!

???「ラ○ダーキィィィィィィィク!!!!!」

バキィ!

フォル「・・・?ライ○ーキック?ってまさか・・・」

スタッ(着地音

???「ククククク・・・フハハハハハハハハ!!!!」

フォルが着地音がした方にゆっくり顔を向ける。

???「俺、参上!!」

この台詞・・・立っていたのは勿論・・・

フォル&?「おい・・テン「こんのライダーオタァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」

バキィ!!

またも一人現れ、先ほどのライダーにとび蹴りを決めた。

テン「グフッ・・・」

レンファ「テンオォォォォォォォォォォォォ!!!!!!あんたまた騒ぎ起こして!!」

テンオウ「だ・・・だが!人の危機なんだぞ!友の危機なんだぞ!!」

レンファ「まぁ、それはそうだけど・・ラ○ダーキックって叫ばんでも助けられるだろ!!」

バキィ!(殴

テンオウ「ゲフッ」

レンファ「あ~スッキリ・・・大丈夫?」

フォル「お・・おう・・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第282号
ページ番号
188 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日