第百六十六話

【闇の超級】

司会者「第二ラウンド四回戦バース選手VSレイ選手!」

バース「おっしゃ!いくぜ!」

レイ(相手は双剣と大剣+遠距離技を持っている・・・大剣の時の隙を狙うか・・・)

司会者「それではバトル開始!」

二人「グラビティフィールドオープン!バトル!」

【グラビティフィールド】

バース「んじゃ早速いくぜ!」

バースは双剣を取り出した。

バース「電信柱!(横バージョン)」

双剣の間から電気の柱が突き出てきた。

レイはそれは軽く避けた後。

レイ「ダークネス!」

バースの下が黒くなり、バースを包み込もうとした。
バースはすぐさま避ける。

そしてそのままレイに向かって走り出した。

レイ「中級魔法イビルタワー!」

地面から塔が何本も出てきて、バースの行く手を阻んだ。

バース「邪魔だ邪魔だ邪魔だぁぁぁぁぁ!!!」

バースは双剣をしまい、大剣に持ち替えた。
そして大剣を振り回し、イビルタワーを切り倒しながら走ってくる。

レイ「ちっ・・・ならば・・・」

バース「オラオラオラオラオラァァァァァァァァァァ!!!!!」

バースはすべてのイビルタワーを切り倒し、レイの前に着いた。
だが・・・

レイ「大いなる闇の力よ、すべてを消し去る破壊の衝撃を放ちたまえ!超級魔法イレイズ!」

レイの手と手の間に黒いエネルギー体が現れ、それは次第に大きくなっていった。

バース「やば・・・」

そして次の瞬間、巨大な黒いレーザービームがバースに向かって一直線に放たれた。

バースは直前に大剣で攻撃を受け止めた。
だが、攻撃の勢いでものすごいスピードで後ろに押し飛ばされた。

バース「ぐぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・」

やがて、攻撃は止み、バースは大剣を支えに立っていた。

レイ「しぶといな・・・・だが、イレイズを受け止め、足に相当な負担がかかっているだろう。」

そのとおりだった。
今のバースは、支えなしでは立っていられなかった。

バース「あ・・・歩けないなら・・・」

バースは大剣をしまい、すぐさま空にとんだ。
そして、空中で双剣を取り出した。

バース「飛べばいいんだよ!」

レイ「・・おもしろい。」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第276号
ページ番号
173 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日