第百六十三話

【真実を知った者】

【クレイス警察署前】

マフィアK、L、M「くそ・・・」

ボン!

三匹のうち、KとMがパーツになった。

マフィアL「んな!?貴様ら!何をした!!」

レンファ「何もしていない!」

フォル「・・・教えてやるよ。」

マフィアL「何!?」

フォル「テメェはつけてねぇようだな。マフィアシンボル。」

マフィアL「ちっ・・・ああ!そうだよ!今回の敵討ち!成功すれば俺はシンボルを受け取り正式なマフィアになれたんだよ!」

フォル「そのマフィアシンボルだよ、原因は。」

テンオウ「何だって!?」

フォル「そのシンボルには俺の友達が作ったあるマシンのパーツが・・・・・まぁ、どうにかなっててな。それをつけたままバトルで負けると、詳しくは知らねぇがパーツになっちまうわけよ。」

マフィアL「そんな・・・馬鹿な・・・」

レンファ「そうだったのか・・・」

テンオウ「そんな秘密がマフィアには・・・」

マフィアL「・・・くっ!」

フォル「嘘だと思うだろうな。というか、信じたくないだけ・・か?」

マフィアL「・・く・・・くそぉぉぉぉぉ!!!!」

マフィアLは、走って逃げ去った。

フォル「・・・・・」

チャオノスケ「・・・とりあえず・・・」

レンファ「・・・うん・・」

チャオノスケ「大会に戻ったらどうだ?フォル。」

フォル「・・・あ(汗」

レ&テ「・・・・・・・」

フォル「そ・・それじゃ、また会えたらな!!」

フォルもその場を走り去っていった。

テンオウ「・・・チャオノスケ、普通この空気でそういうことを言うものか?」

チャオノスケ「お前にだけは言われたくないな。」

レンファ「・・・・(呆」

【クレイス出口】

マフィアL「はぁ・・はぁ・・・!?あなたは・・・」

???「どうしたの?そんなに急いで?」

マフィアL「どうしたのではありません!マフィアシンボルをつけたものがバトルに負けるとパ・・・」

???はマフィアLの後ろにいつの間にか移動していて、マフィアLの胸を剣で突き刺していた。

???「それを知られちゃあ生かしてはおけないね♪」

マフィアL「な・・何故・・・現実で・・」

マフィアLはその場に倒れた。

???「・・・それにしても・・誰がこいつにそんなことを・・・?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第273号
ページ番号
170 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日