第百五十八話

【決着ついて、驚いて】

フォル「勝利の拳!!ナックルズチャオ!!」

・・・てなわけでフォルは勝利の石でストーン進化したのでした。

テンオウ「な・・・お・・・お前・・」

フォル「ハッハッハッ!驚いて声もでねぇか?」

テンオウ「ぐ・・き・・貴様ぁ・・・」

フォル(・・・あれ?貴様?)

テンオウ「変身したなぁぁぁぁぁぁ!!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フォル「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!(滝汗」

テンオウ「嘘をつくな!あからさまに変身しているではないか!!」

フォル「『進化』って言ったろうが!!変身じゃねぇ!!」

テンオウ「変身だろ!!決め台詞もあったしポーズもちゃんとあるし変身っぽい登場だし!第一、体と色がぜんぜん違うではないかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

フォル「だから変身じゃねぇ!!変身っぽいけど進化だから!!」

テンオウ「黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇ!!!俺は世界で一番最初にライダーに変身するんだぁぁぁぁぁ!!!貴様ごときに先を越されてたまるかぁぁぁぁ!!!」

テンオウは、木を使ってフォルに向かって飛んできた。

フォル「いや一番最初に変身したのは仮面○イダー一号だろぉ!?」

テンオウ「黙れぇぇぇぇぇ!!!」

フォル「お前もうヒーローじゃねぇよ!!悪役じゃん!お前悪役でこそ真の力発揮できるんじゃねぇの!?」

フォルが拳を避ける。
テンオウはそのまま直線に進み、木を何本も折っていった。

・・・そこでフォルの何かが切れた。

テンオウ「くぅ!これでも喰らえ!必殺!ラ○ダーキィィィィィック!!」

テンオウの飛び蹴りがフォルに飛んでくる。

・・・パシッ

テンオウ「な!?」

・・・フォルはそれを『片手』で受け止めた。

フォル「いい加減にしやがれ・・」

フォルの手に力が入り、足が握り潰されていく。

テンオウ「ぐぁぁぁぁぁ・・・・」

フォル「データだからってなぁ自然も大切にできねぇやつが・・・」

フォルがテンオウを持ったままジャンプした。

フォル「ヒーロー気取ってんじゃねぇぞこのクソライダーオタクがぁぁぁぁぁ!!!!」

フォルはテンオウを下に投げつけた。
テンオウは地面にたたきつけられる。

フォル「自然は大切にしやがれぇぇぇぇ!!!」

フォルの拳に強大な気の塊がたまる。

フォル「大地の怒拳(ガイアナックル)!!!!」

フォルの拳が思いっきりテンオウにHITした。

テンオウ「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

これでテンオウは気絶した。

【クレイス警察署】

レンファ「いやぁ~すごいね、フォル君。」

フォル「俺はただこいつにキレただけだ。」

テンオウ「・・・・・・・・(気絶」

レンファ「あはは・・まぁ確かにテンオウはやりすぎだけどね。」

フォル「んで?どうなんだ?」

レンファ「うん、合格!自然を大切にする一面も見られたし、大丈夫だね!」

フォル「よっしゃぁぁぁぁ!!!」

レンファ「あ、ところで君、何で改造なんかしたの?」

フォル「あっちの世界では、武器が現実にあった。だからこっちもこうするしか・・・」

レンファ「ふ~ん・・・」

フォル「それに!あのドームを襲った奴らも現実で武器を使ってた!!俺はあいつらと戦ってんだ!だから、こっちも違法改造してでも奴らと対等に戦えないと・・・」

レンファ「・・そうだったのか、仕方ない、じゃあもう一度改造するよ。」

フォル「あ・・ありがとう・・ところで改造ってレンファがするのか?」

レンファ「ううん。ちゃんとした改造専門の人がいるんだ。最近来た人なんだけど・・・あってみる?」

フォル「おう。」

レンファ「じゃ、ついてきて。」

【クレイス警察署地下】

フォル「・・なんか秘密の場所見たいな感じだな・・」

レンファ「あはは・・その人がね、来るなり専用の部屋をくれって言うから即急で作った部屋なんだw」

フォル「へぇ~・・・」

レンファ「あ、あそこにいるのが例の人だよ。」

フォル「どれど・・・れぇ!?」

???「ん?おおwフォルじゃないかww」

フォル「ちゃ・・ちゃ・・チャオノスケのおっちゃんんんんんんんんん!!?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第271号
ページ番号
165 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日