第百四十話

【無敵ボディの弱点】

シルバ「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ハリケーン「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

シルバの猛攻撃から必死で逃げるハリケーン。

シルバ「逃げてばっかじゃ勝てないぜぇ!!ヌァーーーーハッハッ・・・ハ?」

シルバは急に動けなくなり、地面に墜落した。
そして元に戻った。

シルバ「あり?どういうこと・・?ええい!もう一回だ!!」

だが守護の石をかざしても進化しない。

シルバ「あ・・・れ・・?」

と、そこでシルバのTBPから、ピピピ・・という音が聞こえた。

シルバ「ん?何だこれ?」

TBPの点滅しているボタンを押すと、映像が映し出された。

テイルス「シルバ?」

シルバ「テイルス!?お前なんで・・・」

テイルス「改造してた時に付けといたの♪」

シルバ「へぇ・・・じゃなくて大変だ!守護の石で進化できなくなった!」

テイルス「え?もう手遅れだったか・・・」

シルバ「はぁ?」

テイルス「いやね、さっき石の本読んでたら見つけたんだけど、守護の石は一時間以上進化した状態でいるとエネルギーが切れて元に戻っちゃうんだって。」

シルバ「・・俺一時間も攻撃してたんだ(汗」

ハリケーン(俺一時間も逃げてたんだ・・・)

シルバ「で?エネルギー充電にはどれくらいかかるんだ?」

テイルス「使ってた時間分。」

シルバ「・・ようするに一時間待てってか?」

テイルス「うん。それじゃ頑張ってね(^^)ヾ」

プツン(映像が消える。)

シルバ「・・・・・(汗」

ハリケーン「・・・・・(笑」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハリケーン「いくぞゴルァァァァァァ!!!!」

シルバ「かかって来やがれぇぇぇぇぇ!!!!!!(涙目」

バキッ!ダダダダダ!ボカスカボカスカ!キィーン!キィーン!

シルバ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」

ハリケーン「はぁ・・・はぁ・・・」

シルバ「引き分けってとこか?」

ハリケーン「いや・・まだだ。スパイラル、頼む。」

―任せろ

ハリケーンの体が一瞬倒れかけ、すぐに体勢を立て直す。

スパイラル「さぁ、次に行きましょうか。」

シルバ「・・・マジ・・?」

ボカボカボカボカ!!キィーン!!ベキッ!あーーーーーー!!!!バキィ!はぅ・・・バタン。

スパイラル「・・・勝負ありですね。」

シルバ「・・・くそぅ・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第257号
ページ番号
147 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日