第百三十八話

【ま・・まさかの・・・】

カイ「フォルが現実で武器を!?」

バース「あいつどこで改造したんだ・・・」

ドリム「テイルスにしてもらったんだよ。」

メタル「テイルス?」

エール「・・・テイルスなんて職人聞いたことがないよ。」

アイス「まぁ異世界の人(狐?)だからね♪」

エルフィス「異世界?」

ドリム「あ、そこはあんまり気にしないでね。」

プロット「あの・・・そんなにのん気に会話してていいんですか?」

さて、二人のバトルは・・・

フォル「いくぞゴルァ!!」

アル「かなり元気になりましたね♪」

フォル「作者の表現が下手なだけだ。いくぞ!!」

フォルは双剣を平行に構えて、その間に炎の弾を作った。

フォル「フレイムマグナム!!」

炎の弾がアルに向かって発射された。
だがアルは、その場を動かずに、剣を構えて・・・

アル「ファイアーブレイク!!」

を炎の弾に当てて、炎の弾を吹き飛ばした。
そしてすぐに後ろを向いて、剣を構えた。
その瞬間アルの剣がフォルの双剣を防いだ。

フォル「テメェ・・なんでわかったんだ?」

アル「勘ですよ勘、なんとなく爆風にまぎれて後ろから攻撃してきそうでしたからw」

フォル「ホントに勘かよ・・!」

フォルが、アルの剣を片方の剣で押さえたまま、もう片方で横からアルを斬ろうとした。

アル「おっと、ファイアーブレイク!!」

が、アルはすばやく後ろに下がって剣を避け、ファイアーブレイクで反撃した。

フォル「危ねっ!」

フォルは横に飛んで避けた。
そして地面が爆風で吹き飛んだ。

フォル「えらい簡単にそんな技使うんだなお前・・・」

アル「慣れですよ慣れwあなたも慣れればこんなの余裕で出来ますってw」

フォル「それはそれはご親切にどうも!烈火!!」

フォルは、アルとの距離を縮めて、烈火を放った。
だが、烈火の連続攻撃を、アルはことごとく一本の剣で防いだ。

フォル(何!?)

そして最後の突きもすべて防がれてしまった。

アル「・・・あなたの剣技はこんなものですか・・・」

フォル「あなたの剣技?」

アル「では僕の剣技を見せてあげましょう!!」

今度はアルがフォルに攻撃を仕掛けてきた。

アル「炎陣・回炎斬!!(えんじん・かいえんざん)」

アルは、剣の柄の部分の下に、魔法で炎の剣を作り、上下が刃の剣になった。
その剣を両手で回転させて、フォルに突っ込んだ。

フォル「なっ・・・?」

一瞬の出来事だった。
アルはいつの間にかフォルを斬って、フォルの後ろに立っていた。

フォル「?・・何が・・・ぐっ・・・」

ドサッ

フォルはそのまま前に倒れた。

アル「・・・峰打ちにしときましたから安心してください。」

フォル(畜・・・生・・・・)

このページについて
掲載号
週刊チャオ第256号
ページ番号
145 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日