第百三十三話

【重大問題】

【廊下】

エルフィス「ねぇ・・今思い出したんだけど・・・次の試合って・・」

カイ「あ！ライドVSフォル！！」

レスト「やばいな、急いで探さないと！」

ピンキー「え～と・・特徴は！？」

カイ「ピュアのヒーローヒコウのヒコウ二次進化！あと炎属性のTBPをつけてる奴！」

エール「わかった！」

エルフィス「試合開始まで後何分！？」

レスト「後・・・28分！」

カイ「バースたちにも言って来る！」

こうしてみんな散らばり、フォルの探索に向かった。

【バトルルーム】

カイ「バース！プロット！」

バース「カイ！フォルは！？」

カイ「まだ戻ってない！だから探すの手伝って！！」

プロット「フォルさんの特徴は師匠から聞いてます！僕も全力で探しますよ！！」

カイ「お願い！」

【フォルの控え室】

バタン！

レスト「フォル！」

・・・・・・・・・・・・

レスト「くっ・・ここでもないか・・・」

【観客席】

ピンキー「フォル君ーー！！」

エール「フォルさーーん！！」

ライド「んぁ？今フォルって聞こえなかった？」

ルゥ「僕も聞こえた。」

レイ「・・・あそこだ！」

ピンキー＆エール、発見『された』

ライド「どうした？」

ピンキー「あ！あんたはあの時酔いつぶれてた・・・」

ライド「うるせぇ！！」

レイ「フォルがどうしたんだ？」

エール「あのね・・・」

～事情説明中～

ライド「んだと！あいつ俺との戦いの前にどっかいっちまったぁー！？」

レイ「それじゃあ速く見つけなければ・・」

ライド「い～や探さねぇ。」

ルゥ「どうして？」

ライド「このままいったら不戦勝で俺が勝てるじゃねぇか（ﾆﾔﾘ」

レイ「・・負けるのが怖いのか・・・」

ライド「何ぃ！？」

ルゥ「・・みたいだね。」

ライド「っ・・わかったよ！探せばいいんだろ！！」

レ＆ル（小声）「よし。」

ライド「んじゃ、団長やフロォーたちにも行ってくる。」

ピンキー「それじゃぁ頼んだよ！」

【廊下】

エルフィス「フォルーー！フォルーー！！」

走りながら叫ぶエルフィス・・・

エルフィス「フォ・・・ハァ・・ハァ・・疲れた・・」

カイ「あ、エルフィス！フォルは？」

エルフィス「見つからない・・」

カイ「・・医療室にも行ってみようか・・・」

【医療室】

カイ「ええ！？メタルが消えた！？」

看護婦「ええ・・こんな置手紙を残して・・」

エルフィス「ええ・・・と・・」

医療室の皆さん、次は僕の友達のフォルの試合なんです。
でもフォルが今どっか行っちゃってて・・・
僕はフォルを探さなきゃいけないから行きます。
ご心配をおかけしますが、どうかよろしくおねがいします。

カイ「メタル・・・」

看護婦「あの・・フォルさんも大事ですが・・メタルさんももし見かけたら戻るように行ってもらえますか？」

カイ「・・わかりました・・・」

エルフィス「カイ・・・」

カイ（フォル・・本当に・・どこに行ったの・・・？）

試合開始まで、残り13分