第百二十七話
【巨大ジェネラルVSウィンド】
ジェネラル「いきますよ・・・」
ジェネラルは巨大な足でウィンドを踏み潰そうとした。
ウィンド「お前そのスピードじゃ当たらないことぐらいわかるだろ。」
ウィンドはいつの間にかジェネラルの後ろにいた。
ウィンド「いくぞ。双風転(そうふうてん)!」
ウィンドは双剣でジェネラルのもう片方の足を斬りつけた。
だが、ジェネラルはとっさに水に代わり、足も無事だった。
ジェネラル「このまま行きます!」
ジェネラルは元の体の大きさだけ分離して元に戻り、残りの水を、すべて床に流した。
ウィンド「何をするつもりだ!?」
ジェネラル「氷結!」
ジェネラルはジャンプして、水から出て、落ちた瞬間水を全て凍らせた。
ジェネラル「これで移動は封じましたよ。」
ウィンド「ちぃ・・・炎風刃!」
ウィンドは、双剣に高熱をやどし、地面に突き刺して、氷を溶かそうとした。
ジェネラル「させません!」
そういって、ジェネラルは今度は杖を取り出した。
ジェネラル「中級魔法!ブリザード!」
ジェネラルがそう叫んだとたん、吹雪がウィンドに襲い掛かった。
ウィンド「ぐっ・・・炎風刃はこれしきの寒さでは冷えんぞ!」
ジェネラル「でもあなたはどうですか?」
ウィンドは次第に寒さで体が麻痺してきた。
だが、炎風刃の熱で、かろうじて腕付近は麻痺していない。
そしてウィンドの足を固めていた氷が全て溶けた!
ウィンド「い・・くぞ・・!」
ウィンドは双剣を自分に近づけ、冷えた体を温めた。
ジェネラル「上級魔法アイストルネード!」
ジェネラルは、今度は氷の竜巻を起こした。
その竜巻はウィンドに近づいていく。
ウィンド「もう少し・・」
そしてウィンドに到達するまで、後センチというところまで来たが、ウィンドは麻痺が治ったのか、上にジャンプして避けた。
ウィンド(危なかった・・・足の熱を先に取り戻しといて正解だったな・・・。だがまだすこし麻痺が残っているな・・・)
ジェネラル「うまく避けましたね・・・だけど次は外しませんよ!!」