第百二十五話

【四天王VS四天王】

司会者「第十四回戦!ウィンド選手VSジェネラル選手!!」

【観客席】

カイ「四天王VS四天王・・」

エール「なんか激しい戦いになりそうね・・・」

レスト「いや、そうとも限らんぞ。」

エルフィス「どういうこと?」

ピンキー「四天王はね、一人一人バトルスタイルが違うの、だからもしかしたら速く終わるかもしれないし、あんた達がいったとおり長引くかもしれない。ちなみにナイトがバランスタイプ、ウィンドが速攻タイプ、ジェネラルはディフィンスタイプ、ブラストが突撃タイプなんだ。」

レスト「・・・というわけだ・・(こいつ・・何故四天王のことをこんなにも知っているんだ?)」

カイ(レスト・・・台詞とられてもなお冷静なんだね・・・ボクナラモウチョットリアクショントッテルヨ・・・)

ピンキー「そろそろ始まるわよ。」

【ドーム中央】

二人「グラビティフィールドオープン!バトル!!」

【グラビティフィールド】

ウィンド「お前が相手じゃ速攻では決められそうにないな・・・」

ウィンドが苦笑しながら言う。

ジェネラル「そうですか・・・」

ウィンド「・・手加減はしないぞ!」

ジェネラル「当たり前ですよ!!」

ウィンド「行くぞ!」

ウィンドは逆手持ちようの双剣を取り出した。

ウィンド「衝風斬!(しょうふうざん)」

ウィンドは双剣を振って、風の衝撃波を飛ばした。

ジェネラル「やはり最初はそれですか!」

ジェネラルはそう言うと、盾を取り出した。

【観客席】

カイ「盾・・?」

レスト「まぁ見ていろ。」

【グラビティフィールド】

ジェネラル「水の箱・ウォーターボックス!」

そういうと、盾から水が出てきて、ジェネラルを包んだ。

ジェネラル「氷結!」

次に、ジェネラルを囲んでいた水が、一瞬で凍った。

ウィンド「やはりそう来たか・・・」

ウィンドのだした衝風斬は、ジェネラルの氷を縦と横に切り、よっつに分けた。

ウィンド「威風衝爆(いふうしょうばく)!」

今度は、双剣から目で見えるぐらい黄色い風が四つ飛んだ。

その風が、四つに分けられた氷の一つ一つにぶつかり、爆発を起こした。

ウィンド「・・わざわざお前の作戦に乗ってやったんだぞ。」

(ふふ・・ありがとうございます)

このページについて
掲載号
週刊チャオ第250号
ページ番号
132 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日