第百二十四話
【第十三回戦ハンターVSハンター】
司会者「第十三回戦レスト選手VSフロォー選手!!」
レスト&フロォーが現れる。
フロォー「今回はあなたが相手ですか・・・ライドからある程度話は聞いてますよ。」
レスト「こっちもお前の話はカイから聞いている・・・いくぞ!」
二人「グラビティフィールドオープン!バトル!」
【グラビティフィールド】
フロォー「捕獲銃!!」
レスト「アースショット!!」
フロォーの弾にアースショットが直撃した。
レストはすぐさまその場を離れた。
フロォー「よく知ってるんですね・・・」
フロォーの弾から毒煙が出てくる。
レスト「いっただろ、話は聞いてるって。」
フロォー「んじゃ、今度は接近戦で行きますか。」
レスト「近づかせるか!」
レストは銃をアースカッターに変化させて数発撃った。
フロォー「こんなもの!」
フロォーはライトソードを取り出してすべて蹴散らした。
レスト「ならこれはどうだ?」
今度はアースバルカンにチェンジさせた。
レスト「喰らえ!」
フロォー「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
フロォーは剣で銃の弾を防ぎながらどんどん近づいてくる。
そしてフロォーは剣の攻撃範囲まで近づいた。
フロォー「もらっ・・・」
フロォーが剣をのけた時にはレストはすでにアースバーストの準備をしていた。
フロォー「・・た・・・」
レスト「散れ!!」
超至近距離アースバーストがフロォーに炸裂した。
フロォーはそのまま壁に直撃した。
フロォー「ぐはぁ!」
レスト「はぁ・・・はぁ・・・」
レストはアースバーストの反動で、フロォーはアースバースト直撃によって体力をとても消耗していた。
だがフロォーは笑っていた。
フロォー「ふふ・・・あなたはアースバーストで相当な体力を消耗するんでしたね?ほかの技なら僕は簡単に防げますから。もうあなたは、万策尽きたでしょう?」
レスト「ふん・・・どうかな?」
フロォー「え・・・?」
レストの銃は今まで見たことのない形になっていた。
レスト「いくぞ・・・新モード・・・アース・・・キャノン!!」
新モード、アースキャノンの砲口から、極太レーザーがフロォーに向かってまっすぐ発射された。
フロォー「くっ・・・」
フロォーは剣を構えたが、無駄だった。
その圧倒的な威力に、フロォーの剣は壊れ、もろにレーザーを喰らってしまった。
フロォー「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
レスト「・・このモード・・・威力はあるが・・やはりアースバーストには劣るか・・・」
【ドーム中央】
司会者「勝者!レスト選手!!」
【観客席】
カイ「新モード・・・アースキャノンか・・・」
エルフィス「レストさんも私と同じようにレベルアップしてたんですね。」
メタル「これでまた銃の種類が増えたね。」
エール「何種類くらいあるの?」
カイ「キャノンも入れて六種類に増えたね。」
ピンキー「う~ん・・・」
エルフィス「どうしたんですか?」
ピンキー「あいつ・・・どっかで見たことがあるような気がする・・・」
エルフィス「・・・?」
【ドーム中央】
レスト「・・・!」
レストが何かに気づいたように横を見る。
レストの視線の先には一匹のチャオがいた。
どうやらシャドウチャオのようだ。
レスト「あいつは・・・!」
シャドウチャオ「・・・・」