第百二十三話
【プロットの修行の成果】
【観客席】
バース「宣戦布告!あいつ死ぬぞ!!」
レスト「グラビティフィールド内では死なん。」
バース「あ・・・」
カイ「・・・何やってんの・・・」
【グラビティフィールド】
ガンガス「いくぞ!弱虫!」
プロット「言いたいだけ言え!僕はもう弱くない!」
ガンガス「だったら俺に勝ってみやがれぇぇ!!」
ガンガスは大剣を頭の上に構えて突っ込んできた。
プロット「おっ・・・」
ガンガスは、プロットに大剣を思いっきり振り落とした。
ガンガスはこれで勝ったみたいな万年の笑みを浮かべてたが・・・
プロット「何がおかしいの?」
ガンガス「何!?」
プロットはガンガスの後ろにいた。
プロット「なんか・・・今までなんでこんな攻撃避けられなかったんだろうって思うよ・・・」
ガンガス「ぁあ!?」
プロット「君の移動速度や攻撃速度・・・あの人に比べたら・・・」
【修行中のグラビティフィールド】
プロット「あっ・・えっ・・」
バース「そこじゃぁぁぁ!!!」
バースがプロットを切りつける。
プロット「つっ・・・」
バース「まだまだだ!」
プロット「あれ?」
剣が地面に刺さっている。
バース「サンダーフィールド!!」
プロット「あばばばばばばばばばばばばばば!!!!!!!!!」
バース「まだまだぁぁ!!」
ズバズバズバズバズバズバズバズバ・・・・・
【グラビティフィールド】
プロット「・・・あれは酷かった・・・」
ガンガス「俺を無視すんなぁ!!!!」
ガンガスが大剣でまた突っ込んできた。
プロット「・・・この人あいてにあの技を使うまでもないみたいだね。」
プロットは、槍を取り出して先を上に向けて両手で持ち、目を瞑った。
どんどんガンガスが近づいてくる。
一方プロットは、槍を掴みながら、精神を集中させているようだ。
そして、プロットの周りには、下から現れた白い羽が上に向かって上がり始めた。
そしてガンガスが大剣を振り下ろそうとした瞬間プロットはガンガスの後ろにいた。
ガンガス「何!?」
プロット「ウィングストリーム!!」
プロットの槍から、風がでて、槍の周りに竜巻が出来た。
ガンガス「くっ・・」
ガンガスは防ごうとしたが、それも間に合わなかった。
回転による前への移動速度と、プロットの突きの二つの速度によって生まれた貫通力が、ガンガスの鎧を貫いた。
ガンガス「がっ・・・」
プロット「・・・勝った・・・」
【ドーム中央】
司会者「勝者!プロット選手!!」
【観客席】
バース「よくやったプロット!!」
カイ「お腹貫通してたよ・・」
レスト「あれはつらいだろうな・・・」
エルフィス「現実に戻って治っても痛みは残るからね・・・」
バース「でもあいつの本当の最強技は出てないぜ。」
メタル「え!?」
ピンキー「そいつはホントかい?それは楽しみだね~ww」
バース「・・よくやった・・プロット・・・」