第百二十一話
【お酒パーティー】
食事も終わり・・・
ライド「酒買ってきたぞ~ww」
カイ「少ないお金で何してんのあんたぁぁぁ!!?」
ライド「気にすんなって~♪ヒック・・」
フロォー「もう飲んでるじゃないスか・・・」
ライド「みんなも飲めやぁぁぁぁぁ!!!」
ライドは酒の上蓋を開けて、全員の顔に絶妙なコントロールで投げた。
カイ「ちょ・・!僕らまだ未成n・・・ブハッ!」
メタル「やめてーー!!お酒にはトラウm・・グハッ!」
カイはもろに顔面にぶち当たり、飲んでしまった。
メタルも同様顔面にぶち当たり、飲んだ。
エルフィス「いやぁぁぁぁ!!!」
エルフィスはそばにいたユーレを盾にした。
ユーレ「えええええ!!!?ちょ・・ちょっとまっ・・ブッ!」
ユーレも飲んでしまった。
ルゥ「わ~い僕も飲んでみた~い♪」
レイ「待てぇぇぇ!!ルゥは未成年だからやめろぉぉぉ!!!」
レイはルゥの前に飛び出し、自分が酒を喰らって、飲んでしまった。
カザフ「くっ・・・!」
カザフは酒をうまく弾いたが、その酒は運悪くバースに飛んでいった。
バース「ええ!?ちょ・・ちょいまってくれぇぇ!!」
バースはカザフの方からと、ライドの方からの、二つを喰らってしまった。
プロット「し・・師匠!!大丈夫ですくぁ!?」
プロットも喰らった。
そしてレストは・・・
いなかった。
フロォー「その説明の後に僕が喰らうのっておかしく・・ノァ!!」
やっぱり喰らった。
そして・・・
【隣の部屋】
ピンキー「やぁ、あんたもこっちに避難しに来たのかい?」
エール「エルフィスはまだ喰らってないよ!!速く助けないと・・・」
レスト「エルフィス!カザフ!こっちだ!」
エルフィス「は・・はい!」
カザフ「あ・・ああ。ルゥ!お前も速く来い!!」
ルゥ「え~?僕も飲みたかったな~」
ルゥはしぶしぶ来た。
三人が隣の部屋に入ってくる。
エルフィス「ピンキーさん達いつの間に・・」
カザフ「先に避難していたか・・」
ルゥ「みたいだね♪」
ピンキー「そうそう・・ね、エール。」
エール「うん。」
レスト「あいつら・・ここに気づくか・・?」
壁の向こうではものすごく大きなカイやライドの声が聞こえる。
カザフ「大丈夫だろう・・・」
レスト「明日はプロットの試合だぞ?あいつ二日酔いなんかにならないだろうな・・」
エール「そういえばプロット君そうだったね・・・」
カザフ「おそらく二日酔いになるだろうな・・・」
エルフィス「ねぇねぇ。」
エルフィスが隣の部屋を覗きながら言う。
ピンキー「何?」
エルフィス「あそこにいるのって・・?」
部屋の端っこにはものすごく暗い雰囲気のメタルとプロットがいる。
メタル「僕ね・・・昔お茶と間違えてお酒を何度も飲んだことあるんだ・・・それでたびたび吐き出してたの・・・しかもたまに酔っ払っちゃって、次の日二日酔いで苦しんだことあるんだ・・・」
プロット「僕なんか酒タルで溺れた事があるんですよ・・・頭がクラクラするし次の日二日酔いで苦しんだし・・・お酒にはこんな思い出がたくさんあるんですよ・・・」
メタル「似てるね・・僕ら・・・」
プロット「ですね・・・」
そういいながら二人は水を飲んでいる。
ピンキー「・・あれなら大丈夫なんじゃない?」
カザフ「多分な・・」
レスト「他のやつらも大丈夫なのか・・?」