第百十三話
【魔法対決ついに決着!そして新たなチャオ参上!】
エルフィスVSルゥ戦はすこしおいといて・・・
【砂漠街クレイス入り口付近】
???「ホントにここにいるの~?」
???2「だってイルスが言ってたじゃない。確かにこっちの方角だって。あたいたちはそれしか手がかりないんだから。」
???「でもさぁ~」
???2「グズグズ言わない。さ、探しましょ。エルフィスを。」
【観客席】
カイ「杖・・・か・・・」
レスト「確かに杖はその杖の属性の魔法がすべて使えるようになる。超級魔法も詠唱なしで使えるようになるしな。しかし詠唱があったほうが同じ魔法でも強くなる。」
バース「詠唱があれば強くなるが発動が遅れる・・・か・・・」
メタル「うんうん・・・ってバースいつの間に帰ってきたの!?」
バース「修行を一時中断して休んでる。」
プロット「そういうわけです(ニコニコ」
カイ「プロット君の修行の成果はどう?」
バース「ああ。こいつ、なかなかみどころがあるぜ。あっという間に成長した。しかもこいつは・・・」
プロット「師匠。それは秘密です。」
バース「そうだったな、ハハハハwww」
カイ(師匠って呼ばせてるんだ・・・・(呆)
レスト「そろそろ攻撃が再開しそうだぞ。」
【グラビティフィールド】
エルフィス「燃え盛る炎よ、悪を焼き尽くす紅蓮の炎となれ!!」
ルゥ「大いなる石よ、すべてを潰す流れる星となれ!」
エルフィス「超級魔法ビッグバン!!」
ルゥ「超級魔法リュウセイグン!!」
エルフィスの手から炎の塊が現れ、ルゥの上から大量の石が流れ落ちてきた。
二人「いけぇぇぇぇ!!!!」
炎の塊に流星が当たって大爆発を起こした。
その凄まじい爆風が二人を襲った。
エルフィス「う・・・す・・すごい・・・」
ルゥ「立ってるだけで・・・精一杯だ・・・」
そして爆風が止み、煙が晴れ、二人は向き合って立っていた。
ルゥ「まだまだいくよ!!上級魔法ストーンポール!!」
エルフィスの足元から石の柱が何本も突き出てきた。
エルフィス「きゃっ!こっちだって!上級魔法マグマファンティーン!!」
エルフィスが地面に手を当てた所からマグマが噴出して石の柱を溶かした。
ルゥ「(そろそろ使い時かな♪)ふふ・・僕が今何しようとしてるかわかる?」
エルフィス「さぁ?私に聞かれてもね。」
ルゥ「だよね。・・行くよ。」
ルゥがそういうと下に灰色の魔方陣が現れた。
エルフィス「!?これはまさか・・・!」
ルゥ「召還魔法!ロックゴーレム!!」
ルゥがそう叫んだ途端、岩で出来た巨人が現れた。
エルフィス「しょ・・・召還魔法・・・」
ルゥ「これが使えるとは思ってなかったでしょ?さぁ、そろそろ終わりにしようよ。」