第百四話
【五回戦開始】
司会者「さぁ次は第五回戦!カイ選手VSカイン選手!この二人は兄弟でもなければなんと血縁関係もないのに滅茶苦茶似ているらしいのですが・・?まぁとりあえず、カイ選手の入場です!!」
カイが例の場所から出てくる。
司会者「つづいてカイン選手!!」
カインが出てくる。
一瞬会場のざわめきが消える。
司会者「・・・」
二人「・・似すぎじゃない・・?」
バース「やっぱり並ばれるとどっちがどっちかわからないな・・」
レスト「これはわかりにくいな・・(汗」
メタル「う~ん・・・」
エルフィス「どうしたの?」
メタル「いや、何か・・今回のバトルで役立ちそうなものをカイに渡した記憶があるんだけど・・なんだったかなぁ・・?」
レスト「ようするにそれにカイが気づけば勝てるかもしれないというのか?」
メタル「うん。」
バース「じゃあそれに気づくことを願うしかねぇな。」
エルフィス「カイ・・・」
バース「・・にしても・・フォルの奴カイの試合にまで顔出さないとは・・試合が終わったら俺探してくるよ。」
レスト「ああ。わかった。」
司会者「・・さて、似すぎですね、ハイ;さ・・さぁ!気を取り直して!!」
二人「グラビティフィールドオープン!バトル!!」
【グラビティフィールド】
二人「行くよ!!」
カイが槍をだすと、カインも槍をだした。
【外】
レスト「やはり同じ武器か・・」
バース「これはどんな戦いになるんだろうな・・・」
【グラビティフィールド】
カイ「てやぁぁぁ!!」
カイン「とりゃぁぁぁ!!!」
二人は横腹を狙って槍を振って、片方の槍で相手が出してきた方の槍を防いだ。
カイ「!?行動が同じ・・・」
カイン「どうなってんの・・?」
【外】
司会者「さてこの戦いどうなるのでしょうか!!」
エルフィス「カイ!がんばれーー!!!」
メタル「がんばってカイーー!!」
【グラビティフィールド】
カイ「くっ・・」
カイはいったん後ろに引いた。
カインも同じように後ろに引いた。
しかも同じタイミングに。
カイ「行動、考えてること、すべてが同じ!」
カイン「つまり君と僕は。」
二人「一心同体も同然ってことか。」
カイ「でも・・そんなことは理論的に・・」
カイン「ありえないからね。」
二人「行くよ!!」
二人共槍を構えて突っ込んだ。
カイ(僕が考えていること・・それを逆手に取れば・・!)
カイは突っ込もうと考えていたが、途中で止まった。
カイ「(これで迎え撃つことが・・)!?」
カイがカインの方を見るとカインも止まっていた。
カイ「まさか・・」
カイン「君も・・・」
二人「自分の考えていることを逆手にとって・・?」
【外】
エルフィス「・・これ・・決着つくのでしょうか・・?」
~その頃のフォル~
ナックルズ「ウィンディバレーにはなかったか・・・」
テイルス「次は・・・」
ソニック「カジノポリスか。」
フォル「よ~し、カジノポリスにレッツゴー!!」
【カジノポリス】
テイルス「ついた~」
フォル「作者のヤロ~手を抜きやがって・・・」