第百二話
【対戦相手は似たもの同士?】
カイ「え~と五回戦は僕だね。」
メタル「相手はカインだって。」
エルフィス「名前似てるね。」
カイ「はは、まさか名前だけだよ。」
レスト「だといいが・・・」
バース「どういうことだ?」
レスト「四回戦が始まる前にちょっと俺が席を外しただろ。あの時そいつとすれ違ったんだが・・・」
カイ「それで?」
レスト「・・・容姿はソニックチャオ、TBPの属性は氷だった。」
エルフィス「ええ!?」
メタル「世の中には自分そっくりな人がニ、三人はいるって言うけど・・・そこまで同じだとちょっと恐いね;」
バース「性格も同じで、同じ槍使いでスピード中心の戦い方だったりしてww」
カイ「ま・・まさか・・そこまで似てるはずがないよ。ちょっと僕控え室に戻ってるね。」
そうしてカイは控え室に戻ったが・・・
メタル「あれ?カイ?」
通路からカイ?が出てきた。
エルフィス「カイ、さっき控え室に行ったんじゃ・・・」
カイ?「え?なんのこと?というより君達・・だれ?」
レスト「・・・!まさか、お前がカインか?」
カイン「え?はい、そうですけど・・・何か?」
レスト「いや、別に用はないが。」
カイン「?そうですか・・それじゃ、僕はこれで。」
カインがその場を立ち去る。
バース「・・あれじゃ見分けがつかんな。」
メタル「名札でもつけてもらわないとどっちが勝ってるかわかんないや;」
エルフィス「私は・・なんとなくわかるな。」
メタル「どうして?」
エルフィス「え?いや、その・・え~と・・」
エルフィスは顔が真っ赤である。
レスト「・・なるほど。」
バース「そういうことか。」
メタル「え?何が?」(←勘は悪い。
その頃・・・
【控え室】
カイ「・・似たもの同士・・か・・・」
カイはそう呟くとトレーニングルームに入った。
しかもCPレベルは・・MAXであった。
~その頃のフォル~
フォル「ここは?」
ナックルズ「昔ここに一つカオスエメラルドがあったんだろ?」
ソニック「ああ、エッグマンに取られてカオスの進化の道具にされたがな。」
テイルス「一つ目の当てがここ?」
ナックルズ「ああ、そうだ。」
フォル「突撃!!!」