第九十八話
【覚醒】
スーパーソニック(Sソニック)「くっ!」
スーパーシャドウ(Sシャドウ)「はぁ!!」
二人はカオスの攻撃を避けながら戦っている。
Sシャドウ「これがカオスの力か・・楽しめそうだな。」
Sソニック「そうも言ってられねぇぜ。こいつ・・前より攻撃の速度が増してやがる。」
フォル「ソニック!!シャドウ!!」
Sソニック「フォル!?」
フォル「いくぜ!カオス!!はぁぁぁぁぁ!!!!」
フォルは奇跡の石をかかげた。
フォル「奇跡の石!!ストーン進化!!」
Sソニック「奇跡の石!?見つかったのか!?」
Sシャドウ「ほぅ・・興味深いな・・」
エッグマン「なんじゃってぇぇぇぇぇ!!!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
フォル「・・あれ?」
フォルはストーン進化しなかった。
Sソニック「なっ・・」
Sシャドウ「・・・・?」
ギャラリー共「ええええええええええええええ!!!!!!!?」
フォル「あれ~?おかしいな~・・・」
カオスの黄色い弾がフォルに向かって飛んでくる。
Sソニック「危ない!!」
Sソニックがギリギリ助けたが・・・
フォル「ソニック!!」
カオスの紫色のビームが後ろに迫っていた。
Sソニック「しま・・・」
フォル「チクショーー!!!!俺は・・・俺は・・・うぉぉぉぉぉ!!!!!!」
フォルはそう叫ぶと双剣を構えてビームのに飛び込んでいった。
Sソニック「フォル!?」
フォル「俺は・・みんなを・・守る!!!!!」
フォルはビームの先で、双剣を構えてビームを受け止めた。
Sソニック「な・・無茶だ!!今すぐ戻って来い!!」
フォル「いやだ・・俺は・みんなを・・守・・る・・・ぐはっ!!」
フォルはついに耐えられずにビームに飲み込まれてしまった。
Sソニック「フォルーーーーーーー!!!!!!」
テイルス「そんな・・・」
ア&ド「フォル兄ぃぃぃぃ!!!!!!」
シルバ「フォル!!」
シン「フォルさん!!」
・・・・・・・
―・・・ここは・・・?
―そうか・・俺・・・ビームに飲まれて・・死んだ・・のか?
―いいえ。
―!?誰だ!?
―あなたの・・持っているものですよ。
―もしかして・・・
・・・・・・
テイルス「!みんな!!あれを!!」
テイルスが指差した方向にはとても明るい光に包まれたフォルだった。
フォル「奇跡の・・石・・?」
奇跡の石「はい、あなたに、私の力を貸してあげましょう。」
フォル「でも・・さっき失敗したし・・・」
???「それは俺のせいだ。」
フォル「!?こんどは誰だ!?」
そういうと、勝利の石が現れた。
勝利の石「お前は俺の保持者だ。だから奇跡の石が使えなかっただけだ。俺の保持者から外れれば奇跡の石をつかうことができる。」
フォル「勝利の石の保持者から外れる・・?」
勝利の石「大丈夫だ。奇跡の石に保持者はない。」
奇跡の石「そう、私は誰かに保持者になってもらうことはできない。だから勝利の石の保持者をいったんやめてまた保持者なればいいだけ。」
フォル「そうか・・じゃあ、しばらくお別れだ、勝利の石。」
勝利の石「すこしの間・・だろ?」
フォル「・・確かにな。いくぜ!奇跡の石!!」
奇跡の石「まってください、保持者の登録を削除中です。」
フォル「・・・・」
奇跡の石「・・・終わりました。」
フォル「よし!いくぜ!!」
そして光の外では・・・
カオス「ぎゃぉぉぉ!!!」
カオスの容赦ない攻撃が二人に放たれていた。
Sシャドウ「くっ・・・そろそろスーパー化の限界か・・?」
Sソニック「やばいな・・それにあの光の中では一体何が・・・」
すると、光がどんどん上に上がっていった。
Sソニック「何!?」
Sシャドウ「どうなっているんだ・・?」
そして光が消えて、中からでてきたのは・・
フォル「奇跡の進化・・・カオスチャオ。」