第九十七話
【水没するステーションスクエア、そしてついに現れる最強の石】
カオス「ぎゃぁぁぁぁぁおぉぉぉぉぉ!!!!!」
フォル「やばいことになったな・・・(汗」
ソニック「奴が使ったカオスエメラルドはどこだ!?」
シャドウ「・・・上だ!!」
シャドウが上に向かって言った。
すると、シャドウの言うとおりカオスエメラルドは空に集まっている。
そして離れ離れに飛んでいった。
フォル「しまった!!」
フォルはカオスエメラルドの方向に飛んでいった。
シルバ「あれがないと勝てないんなら命かけてでも取ってきてやるぜ!!」
シン「右に同じぃ!!!」
シルバはオモチャオのプロペラで、シンはいったんもとの姿に戻ってまた進化してヒコウタイプになって取りに行った。
フォル「一人のノルマは二つ!!俺が三つ取る!!」
二人「了解!!」
フォルは一番離れているエメラルドに、二人は左からと左からに円を書くように丸く集めていった。
二人「一つ目GET!!」
シルバとシンは早くも一つ取った。
フォル「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
フォルは出せるだけのスピードを出して飛んでいった。
フォル「一つ!!」
取った。
フォル「二つ!!」
取った。
フォル「三・・つ!?」
だが三つ目はすでにどこかに落ちてしまっていた。
フォル「しまった・・・」
シルバ「おーい、フォルー!!」
シン「こっちは全て集めましたよ!!」
フォル「チクショー!!!」
フォルは全速力で下降して行った。
その途端フォルの頭に何かとてつもなく硬いものがぶつかった。
フォル「いてっ!!」
そう言ってフォルに当たったものを見ると・・・
フォル「!カオスエメラルド・・・」
???「おーーい!!フォルーー!!」
フォルが下を見ると・・・
フォル「ナックルズ!!」
ナックルズ「見つけたぜ!!最後の一個!!」
フォル「おぅ!!ありがとな!!(つっても落ちた奴だけどな・・・)」
そうして三匹はソニック達の元に戻った。
フォル「これでよし!!」
ソニック「ナイスだぜお前ら!!それじゃ・・・いくぜ!!」
シャドウ「・・僕もいかせてもらう。」
二人の周りにカオスエメラルドが集まり回り始めた。
そして・・・
二人「・・・はぁ!!」
ソニックは金色、シャドウは銀色になった。
フォル「これは・・・」
テイルス「スーパー化だよ。」
フォル「テイルス!?いつの間に!?」
テイルス「それはまた後で、二人はカオスエメラルドの力でスーパー化、つまりパワーアップしたんだ。」
フォル「なるほど・・・」
テイルス「でもスーパー化にはリングがいるんだ。」
フォル「よし!!俺達が集めてくる!!」
テイルス「うん、おねが・・・」
とそこに大きな袋をかついだナックルズが来た。
ナックルズ「その心配なら問題ないぜ。」
ナックルズが袋を開けるとたくさんのリングが入っていた。
そして・・・
ナックルズ「フォル、これを受け取ってくれ。」
フォル「え?こ・・これは・・・!?」
ナックルズは金色に輝く石をフォルに差し出した。
テイルス「奇跡の・・・石・・」
ナックルズ「探すのに苦労したぜ。だがな、この石の台にはこう書かれていた。強大な悪の力がこの世に現れた時、我はその悪に立ち向かう本当の正義の心を持ったものにだけ力を貸す、と・・お前にその正義の心はあるか?」
フォル「・・・ああ!!当たり前だ!!」
ナックルズ「・・そういうと思ったぜ。」
ナックルズは石を渡した。
フォル「さぁ・・・行くぜ、カオス!!」