第九十話
【残りの石】
フォル「やっぱり・・あの石だ・・・」
フォルは石を見ながら言った。
フォル「黄色の光・・か・・」
すると突然勝利の石が赤色に光りだした。
フォル「おわっ!」
シルバ「なんだなんだ!?何が起こるってんだ!?」
すると森から橙色の光が空に向かって伸びていた。
フォル「まさか!」
フォルはそう言うと、祭壇の上の石を持って、もう一つの光の下へ飛んで行った。
シン「まってください!!」
シルバ達は急いでフォルを追った。
その頃フォルは・・・
フォル「こんなに近くに石が二つもあるなんてな・・・」
フォルはもう一つの石を見ながら言った。
そこでフォルのTBPからテイルスの声が聞こえた。
テイルス「フォル、聞こえる?」
フォル「無線つけてたんだな・・・」
テイルス「あれ?驚かないの?」
フォル「それどころじゃない。石が二つ見つかった。黄色い光と橙色の光だ。」
テイルス「え!?ホント!?黄色と橙色・・・つまり守護と努力の石だね。」
フォル「そうか・・・とりあえず持ち帰るぞ。」
テイルス「うん、お願い。」
そして・・・
シルバ「ふぅ~やっと追いついたぜ~」
ビッグ「つかれたぁ~」
シン「ホントですよ・・あれ?」
フォル「じゃあ今からそっちに石を持って向かうから待っててくれ。」
そう言うとフォルはテイルス工房に向かって飛んで行った。
シン「・・マジ・・?」
シルバ「そりゃねぇんじゃねぇの・・・」
そこへ・・
カエル「ゲコッ!」
ビッグ「カエルく~ん!!」
再開を喜ぶ二人、と、その横で絶望する二人であった。
さてその頃の・・・
【テイルス工房】
テイルス「さてこれで残る石は四つ。」
ソニック「友情の石、漆黒の石、夢の石、奇跡の石だな。」
フォル「残りもさっさと見つけちまおうぜ!!」
ナックルズ「そうだな!」
フォル「でもその前にカオスエメラルドを集めないとな。」
ア&ド「オーーー!!!!!」