第八十六話
【アル襲来】
【テイルス工房】
フォル「残りのカオスエメラルドは一つ・・・」
間違っています。
テイルス「どこにあるんだろう・・・」
エッグマンの手の中。
ソニック「なんとしてもエッグマンよりも先に手に入れないと・・・」
もう手遅れ。
ナックルズ「よし!俺が探してくる!!」
↑馬鹿。
エミー「でもエッグマンが全てカオスに与えることはすぐにはないんじゃない?」
ソニック「どうしてだ?」
エミー「ほら、昔カオスに七つ全てを与えたのにレベル7のカオスを制御しきれなかったじゃない。」
テイルス「なるほど。なにか制御するための策を練る時間が要るってことだね。」
フォル「よし、それまでにはやく最後のカオスエメラルドを・・」
その時テイルス工房のドアが大きな音を立てて開いた。
ナックルズ「大変だ!!外で変なチャオが炎の玉を落としながら暴れてる!!」
お前ホントに探しに行ってたんだ。
フォル「なんだって!?炎の玉・・ということは・・ファイアーボール!!TBPの魔法攻撃だ!!」
ソニック「何!?別のチャオがお前の世界から来たのか!?」
フォル「たぶん・・俺を始末するための刺客だと思う。」
テイルス「・・いくの?」
フォル「ああ。これは俺の戦いだ。」
そういうとフォルは外に出て行った。
ソニック「俺達も!」
テイルス「うん!!」
ソニック達も外に出る。
【ミスティックルーイン】
アル「出て来い!!フォル!!僕と戦え!!」
フォル「コルァァァ!!!」
フォルはアルに向かって飛行して跳び蹴りをかました。
アル「ゴホッ!」
アルは岩に激突する。
フォル「てめぇ!!自然を汚してんじゃねぇ!!」
アル「君がフォルか・・・さぁ!!勝負だ!!」
アルはすぐにフォルの前に戻って、ファイアーボールをフォルに向かって飛ばした。
フォル「こんなもん!!」
フォルは双剣を取り出してファイアーボールを真っ二つに斬り裂いた。
アル「何!?なぜ現実でTBPを使えるんだ!?」
フォル「あいにくこっちにはIQ300の天才小狐がいるんでね。それよりてめぇもなんで武器を使えるんだ。」
アル「僕らはヒール様にTBPを改造してもらっただけさ。」
フォル(そういやヒー君はメタルのアシスタント兼友達だったんだったな、アシスタントだから知能も高く設計してないとメタルのアシスタントなんかできるはずがないからな。)
アル「ねぇ、ここらへんで会話はやめない?そろそろ本格的に戦おうよ。」
フォル「上等だコラ!!」