第三十四話

第三十四話【カイの決意】

カイ「ぐ・・」
マグラズ「くくく・・ハハハハハ、何もできないか。」
メタル「いい加減にしろ！」
エルフィス「ゆるさない！！」
バース「仲間をバカにされて黙ってられるか！」
フォル「くらぇぇぇ！！」
フォルが真っ先に突っ込んだ。
マグラズ「一人で何ができる！」
フォル「一人だってできないことはない！」
マグラズ「無謀な・・盾よ、跳ね飛ばせ。」
シュン
フォル「ぐわっ！」
バース「フォル！」
バースはフォルを受け止めた。
エルフィス「氷には・･炎！ファイアー！」
エルフィスがマグラズに向かってファイアーを飛ばした。
マグラズ「無駄だ！」
ファイアーも撥ね返された。
エルフィス「そんな・・」
マグラズ「一つ教えてやろう、この盾が撥ね返せない唯一のものそれは・・そこの弱虫君の氷の武器だ。」
フォル「？誰の武器だ？」
バース「さっぱりわかんねぇ。」
マグラズ「なに？」
フォル「氷の武器を使う奴はいるが・・」
バース「そいつは・・」
フ（フォル）＆バ「弱虫じゃない！」
カイ「ふ・・二人共・・」
マグラズ「そうか・・だがお前らの仲間の氷属性を使うものは俺にはかかってこない。」
カイ「いや・・戦ってやるさ。」
エルフィス「カイ！」
カイ「みんな・・さっき僕のＴＢＰレベル上がったよね。」
メタル「うん、そうだよ。」
カイ「今、何を増やすか決めた。」
メタル「え？」
レスト「増やすものはわからんが、消すものは大体予想が付く。」
カイ「僕は・・銃を消して槍を増やす！」
シュゥン
手に持っていた銃が槍に変わった。
そしてＴＢＰの中の槍も取り出した。
マグラズ「おやおや、弱虫君が銃を消しちゃっていいのかなぁ～」
カイ「僕は・・弱虫なんかじゃない！」
カイはマグラズに槍を構えながら突っ込んだ。
マグラズ「守れ、盾。」
シュン
カイ「壊れろ！」
ガキーン！
カイの槍が二つ共、盾に刺さった。
そして盾に亀裂がはいった。
マグラズ「ぐっ！だが盾に傷がはいったところで変わりは無い。反射性能は・・」
盾『ギギギ・・動力炉破壊・・行動不能・・反射性能ＯＦＦシステム・・ダウン・・』
マグラズ「なに！？」
カイ「反射装置がいかれちゃったみたいだね。」
マグラズ「ぐっ・・だが普通の盾としても使える！」
カイは後ろにさがった。
カイ「あ、そう、じゃあ・・僕の技喰らっても大丈夫だよね。」
マグラズ「なに！？」
フォル「技あったのか？」
カイ「今考えた。」
メタル「今って・・・」
カイ「喰らえ！」
カイはマグラズに向かって走り出した。
マグラズ「なんだ！？」
カイはどんどん加速していく。
カイ「喰らえ！ソニックスピア！」
カイは二つの槍の先端を前にしてマグラズに突っ込んだ。
マグラズ「な・・なんて威力だ・・ぐわぁぁぁぁ！！！」
マグラズはパーツになった。
カイ「やった・・」
フォル「スゲェじゃんカイ！」
バース「あんな技初めてみたぞ！」
メタル「いやそれはカイが考えたからでしょ。」
エルフィス「カイ、かっこよかったよ。」
レスト「なかなかというべきか。」
カイ「みんな・・ありがとう！」
～～余計な話～～
忙しいので休み（下も）（前もじゃなかったっけ？）