第三十三話

第三十三話【氷のTBP】

全員「バトル!」
シュゥゥゥン
【グラビティフィールド内】
マグラズ「さぁ・・始めようじゃねぇか。」
マグラズは大きな剣を持って構えた。
フォル「無駄にでけぇ剣だな~オイ。」
バース「でかけりゃ勝てると・・」
フ(フォル)&バ「思っとんのかゴルァ!」
マグラズ「この剣はでかい分威力は高いが重い、だが俺の力の前ではパソコン同然!」
カイ「重いじゃん。」
メタル「あいつが持つパソコン同然ってことじゃない?」
レスト「あいつはパソコン並の重さが軽すぎるってこと、つまり俺達が軽いと思うものはあいつにとってはさらに軽いという事だろう。」
エルフィス「よくわからないけど・・なんとなくわかりました。」
マグラズ「ごちゃごちゃ話してる暇なんてないぞ!」
マグラズが突っ込んできた。
フォル「返り討ちにしてやる!」
キン!カン!ガン!
二人は剣で攻撃と防御を繰り返している。
バース「今のうちだ!喰らえ!」
バースは横から切りかかった。
マグラズ「そんなことで勝てると思ってるのか!」
マグラズは盾を取り出し、防御した。
バース「な・・片手だけでそんなに速く・・!?」
フォル「ただのでか物じゃないってこった。」
レスト「だがこれで両手はふさがった。」
マグラズ「なに!?」
レストは上からアースショットを撃った。
マグラズ「なんてな!」
マグラズのTBPから盾が自動で出てきた。
レスト「なんだと!・・」
マグラズ「この盾に当たったものは反射するぜ!」
アースショットが撥ね返ってきた。
レスト「く・・」
カイ「させない!」
カイが盾を構えてレストの前に来た。
キン!
カイはなんとか防ぎきった。
カイ「危なかった・・」
メタル「反射するなら!」
メタルが斧をもって飛びかかった。
メタル「物理攻撃!!」
マグラズ「この盾は物理も撥ね返す!」
メタルの斧が盾にぶつかった瞬間メタルごと後ろに浮きとんだ。
メタル「うわっ!」
フォル「メタル!」
マグラズ「よそ見してる暇なんて無いぜ!」
フォル「しま・・」
ズバン!
フォルが斬られた。
フォル「ぐわぁ!」
カイ「フォル!」
カイがフォルを支えた。
バース「おいおい一人じゃ無理があるって!」
マグラズ「お前も吹き飛べ!」
マグラズがバースを盾で押し飛ばした。
バース「ぐ・・」
カイ「オーロラブラスター!!」
カイが銃をマグラズに向かって撃った。
しかしマグラズは剣で全弾打ち消した。
マグラズ「オーロラブラスター・・ハハハ!そうか、お前も氷か。」
カイ「お前も・・まさか・・!」
マグラズ「俺も氷だ。」
エルフィス「え!?でも武器が全然ちがう・・」
レスト「属性が同じでも武器が違うものもある。」
バース「俺は撥ね返すから鏡かと思ってた・・」
マグラズ「一つ教えてやろう・・氷属性の銃はなぁ・・TBPの中でも最弱だ。」
カイ「え・・」
フォル「なんだって!?」
カイ「うっ・・うるさい!」
カイはまたマグラズを撃った。
マグラズはまた打ち消した。
マグラズ「わかっていても銃を使う・・お前・戦うのが怖いんだろう。」
カイ「なに!?」
マグラズ「怪我したりするのが怖くて後ろで銃を撃つだけ・・そうだろ?」
カイ「ちがう!」
マグラズ「ならかかって来い。」
カイ「う・・」
マグラズ「やはりな・・怖いんだろ。」
~~余計な話~~
長く書いたので休み・・(↓も)

このページについて
掲載号
週刊チャオ第213号
ページ番号
39 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日