第十三話

第十三話【フォルの過去】

前回レッド以外のメンバーを倒したおかげでTBPのレベルが上がり、剣が増えたフォル。
カイ「ついにフォルの剣が二つになっちゃった・・・」
メタル「あのレッドってチャオ、骨何本折れるだろ。」
エルフィス「骨が折れる!?どういうことですか?」
レスト「その前に俺たちチャオに骨はあるのか?」
メタル「そこらへんは気にしない気にしない。」
カイ「あれは昔、まだ僕たちが二年生くらいのとき・・・」
【学校(過去)】
同級生「やーいやーいずる休み~」
メタル(過去)「うっ・うっ・ひっく・・」
カイ(過去)「いい加減にしてよ!」
同級生「うっせー部外者は黙ってろ!」
カイ「黙るのはそっちだろ!」
同級生「ほんとのことじゃねぇか!」
メタル「もういいんだよカイ。気にしないで。」
カイ「でも・・・」
ガラッ!
ドアが開いてフォルが入ってきた。
フォル「んっ?どうしたんだ。カイ、メタル・・・ってメタル泣いてんじゃん!どうしたんだ?」
カイ「あいつらがメタルの悪口言うから・・・」
フォル「ほ~いい度胸じゃねぇか俺の親友いじめるとは・・・」
カイ(・・・言い方が不良みたいだ・・・)
フォル「てめーらちょっと来い。校舎裏でボッコボコにしてやる。」
同級生「いいぜ!こっちは五人でいく。その代わりお前は武器を使っていいぜ。」
フォル「わかった。放課後裏に来い。こなかったら・・・寿命迎えてもいいくらいの体験をさせてやる。」
放課後・・・
カイ「・・フォル・・不良みたいだよ・・・」
フォルは木刀を二本かついで立っていた。
フォル「そうか?」
メタル「うん・・・」
フォル「じゃあいってくるよ。」
【現在(未来)】
カイ「・・・で次の日校舎裏で骨が一人平均2、3本折れてたんだって。」
レスト「それだけじゃフォルが剣を二本使ったと言い切れないじゃないか。」
カイ「フォルがいってた。」
レスト(信じるか?普通・・・)
エルフィス「そうなんですかぁ~」
レスト(一人信じた!)
カイ「それによくフォルとチャンバラごっこしたらすぐメタルをやっつけて持ってた木の棒もって僕を傷だらけにしたもんね。」
メタル「うん。カイって寿命迎えてもいいくらいやられてるのに生きてるんだもん生命力だけはすごいもんね~」
カイ「それをいうなそれを。」
レスト「こんなにほのぼのと話していていいのか?」
三人「あ・・・」
~~余計な話~~
カイ「過去話で終わったね。」
メタル「うん。」
終わり
~~余計な一言~~
カイ「余計な話短っ!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第206号
ページ番号
16 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日