第二十話 前編
第二十話。「真の力。(前編)」
場面は再び戻ってジュンとチャオウ。
チャオウ 「あのときから少しは強くなったか?」
ジュン 「少しじゃねえよ!」
チャオウ 「ならば、試してやろう!来い!」
ジュン 「言われなくてもいってやる!」
とは言うものの、今まででどんなに強くなったかとかはわからない。だけど、確実に強くなっているのはわかる。
チャオウ 「ほう、かなり強くなっているようだな・・。しかし!それでは俺には勝てん!フン!」
ジュン 「ぐ・・。」
やばいな・・。これじゃあ、あのときのままじゃないか!
チャオウ 「どうした?もう終りか!」
ジュン 「ま、まだまだ・・。」
チャオウ 「あれだけやられといてまだやるか。」
ジュン 「何?どういう事だ!」
チャオウ 「知る必要はない!、さあ、死ね!」
まずい!このままじゃいくらなんでも死んでしまう!
ドゴーン!・・え?くっ、砂ぼこりで何も見えない・・。
シャクル 「これ以上、兄ちゃんをいじめるなーーーー!」
チャミル?いや、シャクルか・・。・・兄ちゃん?!まさか!
チャオウ 「シャクル!貴様、裏切るのか!」
チャミル 「裏切る?何をばかな事を。僕はジュン兄ちゃんの弟だ!操られてなどいない!」
ジュン 「チャミル、お、お前・・。どういうことだ?」
チャミル 「ユウお姉ちゃんに手伝ってもらったの。」
ジュン 「なるほどね・。そういうことか。チャミル!下がっていろ!」
チャミル 「うん!」
チャオウ 「も、もう許さん!貴様等、覚悟しろ!」
さあて、そろそろほんとの力を見せるか!
後編に続く