第二十話 後編

第二十話。「真の力。(後編)」

チャオウ 「はああ!」
チャオウの攻撃が読める!これは簡単によけられる。
ジュン  「どうしたよ?ちゃんとしないと。攻撃は・こんな風にするもんだぞ!でやぁ!」
俺のパンチがやつの腹に決まった。さすがに苦しそうだ。
ジュン  「立てよ!まだ終わりじゃないんだからな!」
そこまで俺は怒っていた訳だ。
ジュン  「見せてやる!俺の、真の力を!はあああああああああ!」

この声は、チャネル達4人にも聞こえた。
ユウチャ 「やばいよ二人とも!」
チャネル 「あの声は・・ジュンじゃないの?」
ユウチャ 「だからなの!」
そのやり取りを聞き、チャロウは事の重大性に気づき、
チャロウ 「どうやらお取り込み中のようですね。乗ってください。」
ユウチャ 「いいの?敵なのに・・。」
チャロウ 「今はそれどころではないはずです。」

とまあ、こんなかんじだった。
ジュン  「行くぞ!モードチェンジ!ソードマスター!」
掛け声といっしょに鎧が俺の体にくっつく。
チャオウ 「何がソードマスターだ!それでは自慢の足はつかえまい!」
そう思うだろ?でもそうじゃない。
ジュン  「そうかな?イメージ・ブレード!」
これは、チャルスから借りたものだ。どうやら自分の力を栄養にするらしいが俺にはどうでもいい事だ。
チャオウ 「刀身のない剣でどう戦うのだ?」
ジュン  「・・フン!」
ドシュッ!
チャオウ 「・・。」

ジュン  「行くぞ!必殺剣!ヴィクトリースラーッシュ!」
チャオウ 「ば、ばかな・・。たった一撃で・・。」
ドサッ
ジュン  「大丈夫だったか?チャミル。」
チャミル 「うん、大丈夫。」
ジュン  「さ、チャネル達を追いかけるぞ。チャミル、乗れ。」
そして、俺はチャネル達を追いかけた。
続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第30号
ページ番号
24 / 29
この作品について
タイトル
あるチャオのお話
作者
チャネル(チャムロ)
初回掲載
週刊チャオ第4号
最終掲載
週刊チャオ第34号
連載期間
約6ヵ月30日