第十八話
龍虎の城に入っていったチャネル達。大きな部屋に出た。
チャネル 「なに?ここ?」
チャルス 「さあな・・。」
ジュン 「おい!あそこ!」
三人が振り返るとチャオウォーカー(龍虎が呼んだ)があった。
ユウチャ 「あれは・・チャオウォーカー!なんでこんなとこに?」
チャロウ 「それを知る必要は無い。」
ジュン 「誰だ!」
チャロウ 「わたしはチャロウ。龍虎様につかえる身。おまえ等と戦う気は無い。」
チャルス 「逃がすか!」
チャロウ 「さあ、出番です。シャクル、チャオウ!」
シャクル 「よっしゃあ!やっと出番だ!」
チャオウ 「落ち着け、シャクル。我等の任務を忘れたか!」
シャクル 「わかってるって。じゃあ、チャオウォーカーは頼んだぜ!チャロウ!」
チャロウ 「先に行かせてもらうぞ。」
チャネル 「チャロウが逃げるよ!」
ジュン 「みんなは早くチャロウを追え!こいつ等は俺がやる!」
チャネル 「無理よ!二人も相手は!」
ジュン 「こいつ等は恐らく四天王クラスだ。ネードもチャロウも同じレベルだ。龍虎の護衛についていると考えれば・・わかるだろ?」
チャルス 「よし、わかった。その二人、任せたぜ!」
ジュン 「いって来い!」
タッタッタッタッタッタッタッ!と3人はチャロウを追いかけていった。
そして・・。
ジュン 「やっぱ、一人のときが一番力を発揮できるな。」
シャクル (な、何だこいつ・・。ものすごいパワーじゃないか。ん?あの傷は・・)
チャオウ 「どうした、顔色が悪いようだが?」
シャクル 「あいつは疾風のチャオ、ジュンです!」
ジュン 「なにを言ってる?そいつはもう俺のことなど知ってるぜ?なあ、チャオウ!」
チャオウ 「無論だ。貴様の里をほろぼしたのだからな・・。それにしても生き残りがいたとはな・・。まだ信じられん」
シャクル (何だこの感じは・・。ひどく懐かしい感じがする・・。)
ジュン (シャクルのようすがおかしい・・?)
ユウチャ 「大丈夫かな・・。ジュン。」
チャネル 「きっと大丈夫よ。あ、ほら、見失うよ?」
ユウチャ 「う・うん。」
ジュンの過去とは!そしてチャオウの言葉の意味とは?続く