第十七話
チャオ爺とチャルクスに言われたとおり、まっすぐに西へ行ってみたチャネル達。
チャネル達は・・。迷っていた。
チャネル「もー、どこなのよここはー!」
チャルス「おっかしいなー。結構歩いたのにな。」
ジュン 「俺達、罠にはまったんじゃ?」
ユウチャ「罠?」
ジュン 「ちょっと飛んでみる。やっ!!」
そう言うとジュンは思いきりジャンプしてあたりの様子を探ってみた。
10分後・・。
スタッ
チャネル「どうだった?」
ジュン 「どうやら、あの二人の言ってた事はうそじゃなかった。龍虎の城は・・。」
ユウチャ「この近くにあるわけね。」
チャルス「他にわかった事は?」
ジュン 「ああ、この辺は龍虎の勢力が大きい。」
そのとき、光がチャネル達を照らした。
兵士 「誰だ!おまえ達・・グハァ!」
どさっ・という音と共にくずれおちる兵士。
チャルス「いっきに突っ切る!ジュン!道をあけてくれ!」
ジュン 「了解。久々に・・暴れるぜぇ!」
ダダダダダ!
兵士 「いたぞ!こっちだ!」
ジュン 「くそ、これじゃきりが無い!」
兵士 「ここまでだな。観念しろ。」
ジュン 「チャネル!チャルス!ユウ!ここから北にまっすぐ行けば城だ!」
チャルス「ジュン!!おまえをおいては・・ってまさか!?」
ジュン 「あの技は使わない。何をしている!早く行け!俺もすぐに行く!」
チャネル「わかったわ!またあとで!」
兵士 「お喋りはここまでだ。さあ、死ね!」
ジュン 「フン!やなこった!」
兵士 「マシンガン連射ー!」
バババババババババババババ!
ジュン 「オラァ!」
兵士達をなぎ倒すジュン。そのとき1発の銃弾がジュンの手をかすめた。
ジュン 「痛ッ!チイッ、流れ弾か・・!」
兵士 「敵はひるんだぞ。撃て撃て!」
ババババババババババババババババ!
ジュン 「ハァハァ、まずいな・・。こうなったら、逃げるが勝ちだ!じゃーな!」
そう言い残してジュンはさっきチャネル達が向かった場所へ走っていった。兵士の一人が、
兵士 「な、なんという早さだ・・。」
そのころ、龍虎の城の前にいるチャネル達。
チャネル「な、なんとか振り切ったようね。」
チャルス「ジュンは?」
ユウチャ「まだのようね。」
チャルス「あいつ、まさかやられたとか・・?」
ジュン 「誰がやられたって?」
3人が振り向くとそこにジュンがいた。
ユウチャ「ジュン!!大丈夫?」
ジュン 「ああ、このぐらい何でも無い。」
ゴゴゴゴゴゴ!バタン!
チャルス「ドアが開いた!」
チャネル「行こう!みんな!!」
4人 「オーーーーーーーーーー!」
続く