第8話 謎の敵

青き鳥の旅 第8話 謎の敵

深夜?時・・・(何時だ?

見張りなしに寝てるブルーイ達に何者かが近づいてきた・・・

顔はフルフェイスをかぶっててわからない。真夜中につけても意味がないと思うがw

そのチャオが寝てるブルーイ達に近づいてきたとき・・・

そのチャオの喉に剣がつきつけられた。

「で、俺たちをどうするつもりだ?」
フロウだ。物音がしたので起きたらしい。

フロウも相手をよくみても顔はわからない。

「・・・・」
相手は答えない。そこでたっているだけだ。

「何者だ・・・?」
フロウはたずねる。そして相手は口を開いた。

「.....My name is B-M.....」(・・・私の名はビーエム・・・だ)

なんと英語を喋ってきた。相手は♂チャオらしい。声が低い。しかも無口に見える。

「B−M・・・だと?チャオ語は少しは理解できるみたいだな(チャオ語ってなんだ!?)」

「......」
口までもがわからないが、相手は笑っていた。

「・・・・何がおかしいと思うのかわからんが・・・ここは退いてくれないか?」
フロウは冷静に喋る。

「.....」
B−Mは何も喋らない。だが、やる気なのは確かだ。

「理由など必要か?疲れてるんだ。やすま
「...」

ワケもわからずB−Mが攻撃に移ろうとする。一瞬でフロウの視界から消える。

「?」
フロウは首をかしげる。

B−Mは背後にいた。彼の手に、雷の渦が集まり、フロウにむかって発射された。

「空殺剣!!!」
フロウは風の力を集め、剣をふり、B−Mにむかって放つ。

お互いの技はぶつかったが、最終的には相打ちした。

「この程度か?俺はまだ実力の半分もだしてないぞ」

フロウは剣を地面に刺す。

なにも言わないB−Mは、今度は黒いエネルギーを集め、フロウにむけて放つ。

「こいつは強そうだな。双連剣!!!」

フロウはつぶやくと、二つの剣をとりだし、赤いビームカッターを放った。

今度は圧倒的にB−Mの技が強く、フロウの二つの技は破られ、フロウにむかってきた。

「ここまでのやつとは思ってなかった」

フロウは目を閉じなかった。そうすると、目の前で相手の技が消えた。

「何?」

「.....See you~」(さようなら~。)

本当に意味がわからない。(ぉ)謎だらけ。B−Mはそれだけ言うと、森の向こうへ消えていった。

フロウは考えた。 B−Mとは何者か。何故とどめをささなかったか。何が目的か・・・・

どんなに考えてもわからなかった。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第146号
ページ番号
9 / 34
この作品について
タイトル
青き鳥の旅
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
週刊チャオ第127号
最終掲載
週刊チャオ第175号
連載期間
約11ヵ月17日