第3話 青き鳥vs紫の鳥
そして二匹は同時に動いた。
ブルーイは飛び、ライーザは走り出した。
まず、ブルーイが飛び上がり、空から攻撃した。
「まずは挨拶変わり・・・に、ブルーバード!!!」
魔力で ある物 をだした。
「なんだあれは・・・ん!?人間世界の車・ブルー○ード!?」
なんと車が落ちてきた。
ライーザは瓜二つの姿をもつチャオがこんな馬鹿な攻撃をするとはおもっていなかったらしい。
「・・・ハンドソード・・・!重っ!プラスファーニング!」
右腕が剣になり、落ちてくる車を正面から剣で貫いた。しかし、重いので、剣をパワーアップさせた。(ぉ
(やるなあいつ。車を簡単に壊しやがった)
不発弾だと車が出るのだ。(謎
ライーザも飛び上がった。
両方、ヒコウチャオなので、空中で何かするときは、有利である。
だが両方ヒコウなのであんま意味ない。
ライーザは剣に変わった右腕を振り下ろす。ブルーイがなんとかよける
「素早いな。ナイト・オブ・ラウンド!!!」
辺りが少し暗くなり、ブルーイの両腕から黒い弾が発射される。
「フン。フェイクめ。・・・ナイト・オブ・ブラッド!!!」
なんとブルーイに似てる技を使う。こちらも少し暗くなり、赤い弾が発射される。
「ぬぁに!似てる技を使いやがって!」
ブルーイが文句をぶつける。というか似てる姿だからしょうがないかもしれない。
「黙れ小魚。パーフェクトエンド!」
「侮辱するな!って、その技も使えるのか!?ならば俺だって!パーフェクトエンド!」
自分から言うと、小魚といわれてもしょうがない。
まったく同じ技である。相打ちした。
二匹は空中で動きを止めている。
ライーザは右腕を通常の腕に戻した。
次の瞬間ライーザがむっとした顔をした。
「・・・厄介なやつが来たな」
「え?」
ライーザが見てるほうをブルーイが見ると、何か、メカのようなものがこちらに来ている。
「これ以上、遊んでいられなそうだ。また後ほど・・・」
それだけ言うとライーザはどこかへ飛んでいった。
「あっ、待てライーザ逃げるなぁぁぁあ!まぁいいけど。」
ブルーイは追おうとしたが、今は下の二匹に合流することが大事だ。
そう思うとブルーイが下におりると、ちょうどフロウとシリスは剣を構えたところだった。
「ガーディアンがくるぞ」
フロウは低い声で言った。
ガーディアンとは、縄張りを見張り、侵入者を許さない、最強メカ。並のチャオだとぶちっとやられるW
ブルーイも地上に降りると左腕を剣に変えた。
「そういやライーザは右腕を剣に変えたな・・・」
そんな事を言いながら、ブルーイ達は、ガーディアンにつっこんでいった。