story 27 ラストフィニッシュ

現在ハーブはチビッチャに苦戦中だった。

痛むところはヒーリングで治している。
だがこのままだと魔力がなくなり、完全にやられる。

「はぁぁぁぁぁっ!!!」

二匹は魔法を連発し、全てが地面にあたる。

二匹は連射をやめない。ずっと撃ち続けている。

(このままだとやられる・・・・なら空から攻撃するまで)
そう思うとハーブはメテオを使った。

「いくわよ!メテオ20連発!」

結構魔力を消費して、チビッチャに攻撃した。

「甘いっちゃよ。僕の力はこうだっち!アークバインド!!!」

そういうとチビッチャの腕から電撃の輪が飛び出し、隕石を1つ捕らえた。

そうするとチビッチャはそれを簡単に操り、隕石を壊していく。

「やるわね。でも貴方は勝てない!」
ハーブは煙が漂う中、どこでもいいから走り出した。

そしてチビッチャが全ての隕石を破壊して・・・

「ふぇ・・・ふぇ・・・・どうだっち!これが僕の・・・」

しかし前にはハーブの姿はなかった。

「あ、あれ?どこだっち・・・?」

「後ろよ!魔魂波動!!!」

全ての魔力をチビッチャにぶつける。

「!!!しまった!」

ドゴォォォォォォォ!!!!!!

とものすごい音が聞こえて、チビッチャは吹き飛ばされた。

「私の・・・勝ちね・・・・」

フルパワーをだしきったハーブは地面に座り込んだ。
しかし煙の中から声が聞こえてきた

「ま・・だ・・・・だ・・・・・っ・・ち・・・」

チビッチャはやられてはいなかった。

歯をくいしばってたっている。

ハーブはよろよろと立ち上がり、またパワーを溜めた・・・

「お願い・・・倒れて・・・!!!魔魂波動!!!」

ハーブは全ての魔力をだしきった。これを使うともう勝てない。ハーブはかけた。

「・・・・ふ・・・甘い・・・っち・・・アークバインドォォォォォォォ!!!!!!」

そう叫ぶと先ほどより強力な電撃の輪ができ、魂の攻撃を輪で包んでしまった。

「!!!!そんな・・・」
ハーブはふらつきながら言った。

「最後の・・・希望が・・・」

「ふ・・・ちょうど10分たったっち・・・ラストフィニィィィッッシュゥゥゥ!!!!!!」

ものすごい大きい銀色の弾がハーブむかって飛んできた。

「私の・・・負けね・・・」

前の言葉の反対の事を言ってたりする。

そして銀色の光が彼女を包んだ。

数秒後、彼女の悲鳴が聞こえ、彼女はステージの外に吹き飛ばされた。

審判「ハ、ハーブVSチビッチャ、勝者チビッチャ・・・」

観客「わあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第128号
ページ番号
30 / 31
この作品について
タイトル
Magic Sword Legend
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第132号
連載期間
約9ヵ月22日