story10 T・Mバトル1回戦(後)

チームブレイカーがチームストライクに苦戦中・・・・
そのころ違うスタジアムでは・・・
審判「ただいまから、チームムーンライトVSチームレジェンド!
そして同時に隣の小ホールで(小ホール!?)チームでっこぼこVSチームフルーツ!同時に試合開始!!!」
チームムーンライト(モン、エル、チャロン)
チームレジェンド(レイガ、スライズ、インドラ)

チームでっこぼこ(ナイト、ミヒュー、チビッチャ)
チームフルーツ(バナナ、グレープ、ピーチ)

チームムーンライトVSチームレジェンド
モン「いくぜええええ!」
エル&チャロン「大おお!!!」
3匹はいきなりレジェンドチームに襲い掛かった。レジェンドの2匹はさっと身をかわす。一匹はテレビを見ていて、そこから動かない。
レイガ「お、おい!インドラ!何やってんだ!」
身をかわした一匹があせっている。
インドラ「は?・・・ンぎゃどわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
インドラというチャオは3匹の攻撃を受けて、あっという間にリタイア♪。
モン「こりゃ楽勝だな。」
エル「そうね。」
スライズ「・・・」
レイガ「ちぃぃぃ!なめやがってえ!」
その時となりの小ホール(ぉ)から轟音が響いた。そばにいた観客何匹かがふっとんだ。

ふっとんだドアからはナイトが手を突き出して、ニヤニヤ笑っていた。チビッチャは逆立ちしていた。ミヒューは座って何か食べている。

ナイト「お前ら、少しはやれええええ!」
チビッチャ「いいじゃん。勝ったんだから。」
ミヒュー「そうそう!ナイト1人で十分なのサ!」
ナイト「おっ!その言葉は、本当の意味は・・・」
ナイトがわくわくして聞く。
チビッチャ&ミヒュー「間抜けなアンタでも勝てるという意味だ。」
その言葉を聞いてナイトは爆発して(ぽよが)どこかへ音速でハシリ、消えてしまった。
チビッチャ「冗談のつもりだったのに・・」
審判「小ホールでの対決はチームでっこぼこがパーフェクト勝ちしましたああ!」

バナナ「つ・よ・す・ぎ・る・・・」

いつの間にか、モン達のほうは一匹減っていた。モンである。
足を踏み外して、ステージから落ちてしまったのだ。そしてチームレジェンドはスライズだけになった。

エル「いくわよ!チャロン!」
チャロン「OK!」
2匹が挟み撃ちするつもりなのか、エルはスライズの後ろに飛んで、着地した。
スライズ「・・・フッ」
何故かスライズは誰にも分からないような笑みを浮かべた。

チャロン「いくぜええ!!!!」
チャロンが突っ込んできた。
エル「今!」
後ろにエルが突っ込んできていた。スライズは振り向かない。
チャロン「ソニックマシンガン!!!」
ものすごい勢いでパンチが飛んできた。何百、いや何千だ。
審判「これはすごい!このパンチをよけきることができるのか!?」
スライズ「できるさ・・カオスコントロール!!!!」
エル「!?」
エルはちゃんと聞き取った。そして見た。
彼が・・・カオスエメラルドもないのに・・・カオスコントロールを発動したこと。
そして一瞬にしてそこから消えた事。
後は覚えてない。ソニックマシンガンが彼女の体に突っ込んできたからだ。
ドガガガガがガガがガガガガガッ!!!!!!
連続して襲うパンチをまともに喰らい、エルは倒れた。チャロンが駆け寄ってきた。
チャロン「すまない、エル!俺のせいでこんな目に・・・」
チャロンはうめいた。エルは最後の力をふりしぼり、かすれた声で言った。
エル「あいつ、カオスコントロールを・・つかったわ・・・だから・・・勝てっこない・・・」
エルはそこで気絶した。チャロンの頭に電撃が走った。
スライズ「・・・?」
スライズの後ろに何かいる・・・だが・・体が動かないのは何故だ・・・?怖いのか・・・?振り返るのが・・・それほど恐ろしいものが近づいているのか・・・?
後ろから低く、冷たい声がした。
『アースブレイク』
その時、彼の頭にものすごい衝撃を受けて、気絶・・いや、意識不明になった。
続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第108号
ページ番号
11 / 31
この作品について
タイトル
Magic Sword Legend
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第132号
連載期間
約9ヵ月22日