Story5 Kaos.ocean
3匹のチャオ達は、ナイトとの対決をゴミ箱に片付け、(ぇ)新たな場所へ向かっていた。カオスチャオが昔50匹以上住んでいたという伝説の地、カオスオーシャンである。
ユーロ「カオスオーシャン・・カオス・・・プロトカオス・・・プロトカオスがいるんじゃねえの???」
ハーブ「そうでしょうね。」
ハーブがあっさりと答える。
ユーロ「は!!!???あいつら不死身なんだぞ!!???死なないんだぞ!?」
チャヒチ「何だと・・・・?」
話に乗ってなかったチャヒチがユーロに顔を向ける。
チャヒチ「不死身・・・?」
ユーロ「ああ、そうさ!あいつらは不死身だよ!!!!死にゃあしない!倒しても起き上がるんだ。」
チャヒチ「なら、見つかったら逃げればいい。」
そうしてチャヒチはまた反対側を向いてしまった。
―――――――――――3時間後・・・(長っ!
太陽が照り続ける・・・・・
ユーロ「暑~~~~~~~!!!!!」
ハーブ「たまらないわ・・・」
チャヒチ「だらしないやつらだな・・・」
チャヒチはハーブにやられたときからすっかり冷静になってしまった・・・。
ハーブ(こうなったのは私のせいなの・・・?チャヒチ・・・)
そしてついた。
銀色に輝く海。虹色に光る草。間違いない。ここがカオスオーシャン。
ハーブ「綺麗・・・・・」
ハーブがうっとりして前に進み出た次の瞬間、草の陰から剣が投げつけられた。
ハーブ「え!?ぇ?」
ガキィン!!!!
チャヒチはその剣をドラゴンの手で叩き落とした。剣が真っ二つになる。
ハーブ「あそこから飛んできたわ・・・・」
ユーロ「任せろ。降霊召喚シャドウ!あそこにいる○△■をやれ!」
シャドウと呼ばれる召喚獣がそこに切りかかった。悲鳴が聞こえる。
???「くそ!やっぱりお前らプロトカオス軍か!」
ハーブ「黙って!私達はレジェンドガーデンのチャオよ。貴方が敵じゃなければ攻撃はしないわ!!!!」
???「にゃ・・・・・????ってことはいいやつかよ・・・」
草からでてきたのはドラゴンの羽がついた剣を持ったチャオ。そのチャオにひきづられているチャオ。
ドラゴンの羽をもったチャオが言う。
モン「俺の名前はモン。こいつはエルってチャオらしい・・・」
チャヒチ「らしい?」
チャヒチがたずねる。
モン「ああ、俺がここに来たとき倒れていたチャオなんだが・・・重傷だったぞ。こいつ。」
ハーブ「ふぅん・・・ヒーリング。」
ハーブは回復魔法を使い、エルというチャオが目を覚ました。右目は傷を負っているが大丈夫らしい、
エル「・・・ぇ・・・?あたし・・・どうしたん・・・だ・・ろ?」
チャヒチはそのチャオに見覚えがあった。
チャヒチ(こいつ・・・クラムズバトル大会決勝戦であったような気がする・・・・・・あいつの名前は・・エルだ・・・間違いない・・・)
エル「助けてくれてありがとう・・・」
チャヒチ「俺たちは何もしてない。ハーブとモンがやっただけだ。」
エル「・・・・?貴方・・・まぁいいわ。ちょっと・・・」
エルが何かいいかけたとたん・・
ドガァァァァァァァん!!!!!!
海のほうから何かが現れた。全身はカオス0のように水色の液体のようだった・・・