4話 進境
>H
あれ?こんなやついたっけ?
ま、いいか。
「でさ、H。その、東仙峡とは・・・此処を行けばいいのか?」
「だな、D。」
「なんだ?この「一面」のジャングルは!」
>D
おいおい、これは道か?ジャングルだろ!?
何かHは此処を行くらしいけど・・・
「え、止める?」
「そうだH。当たり前だろ。おれはマラリアにはなりたくない」
「う~ん、ウミちゃん、どうする。」
「こうしましょうよ!」
ぼわっ
「え~と、此処は水爆が落とされたのか?」
「いや、炎の魔法です!手加減したつもりだけど・・・」
「なあ、D」「なあ、H」
「「逃げるか」」
たたた・・・・どごーん
「ひどいですぅ!か弱き乙女をおいていかないでください!」
「・・・・・・」
「お~~~いD・・・」
>D
返事がない。ただの屍のようだ。
・・・・壱時間後・・・・
「お、これが温泉街「東仙峡」か。H、マップに記せ!」
「はいはい。」
2、東仙峡町
・一文字大陸でも割と大きい町。
・温泉街として有名。疲れが癒える。「天然ガス」よく取れる。
「でさ、H」「だな、D」
「「杖を取り上げるんだ!!!」」
>H
もうちょっとで、炎の魔法をうっかり出されたら、ビキニ諸島と同じ運命だった。
>D
きれいなバラには刺がある・・・。
続く