2章 73話 破損(前編)
勇者のジュエチャ2章 73話 破損(前編)
チャロード「ペンキは・・・」
ヴェルス「どうにかなったみたいだな」
ウィング「これで敵は少なくなったな!!」
どこまでやられてもやってくるようだ。
マスターカオス「ぬぅ・・・」
エメラルレス「ん?・・・」
エメラルレスが何かに反応する。
マスターカオス「どうした?」
エメラルレス「なんか、さっきとは雰囲気が違うような気がして・・・」
マスターカオス「それは、お前達がカメラとか壊したからだろ」
エメラルレス「そうじゃなくて・・・ヒットがペンキで真っ赤です」
ヒット「うわわわわっ!!なんでっ!?」
ズナブル「とにかく行きましょか~」
ガルド「や、やめい!お前の魔法はっ!!」
ズナブル「風神の神起こし!!」
エメラルレス「ゲッ!!」
ガルド「やっちまった・・・」
ズナブルの魔法はいつも失敗しているので、されたら困るのだ。
ズナブル「あ、今回は上手くいったみたい」
エメラルレス「おお!やったぁ!!」
ビュウウウウウウウ!!とても強い風が巻き起こる。
ガルド「なんか・・・いつもより・・・」
フォード「数倍強いっかもぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
セリフが終わらないうちに飛ばされてしまった。
エメラルレス「上手くできすぎだっ!!今すぐ弱めろっ!!」
ズナブル「無理です」
ブラザード「しかしな・・・超強力な追い風だ!!」
ベラベルト「利用してみる価値ありか!!」
と、二人は走り出す。
ヴェルス「すごい風だな・・・」
チャッチャオ「ズナブルすごい・・・」
エメラルレス「そうだ!いいことを考えついた!!」
マスターカオス「何っ!?よし!二人とも!!戻ってこい!!」
ブラザード「いまさら・・・」
ベラベルト「無理ぃ!!」
と、言い吹き飛ばされてしまった。
エメラルレス「風を出す魔法を全員で使えば・・・」
マスターカオス「さらに強力になって・・・!」
フォード「倒せるということか!!」
ズナブル「あ、フォード・・・いつの間に・・・」
エメラルレス「デスフィアー!!」
フォード「扇風機~」
マスターカオス「・・・」
エメラルレス「まさか・・・」
スマッシュ「アーハハハハハハハ!!風を使う人がいないのかぁ!!」
バキ・・・ボロボロボロ・・・
マスターカオス「なんだ?この音は?」
ファング「テレビ局が壊れている音です」
マスターカオス「くぅ!!今すぐ決着を着けるぞ!!」
フォード「お~♪」
後編へ~