33話 病院

チャッチャオ「ホームページクリックは、1話か次回へ行くよ♪」

勇者のジュエチャ33話 病院

ジュエチャ「ここは・・・?」
ジュエチャは起きた。カレンダーを見ると、次の月(と言っても三日経っただけ)になっていた。
ここは病院のようだ。となりにはレッドメアが寝ている。かなり寝相が悪く、ベッドから落ちそうだ。

「ガチャ」ドアが開き、スマッシュが入ってきた。
スマッシュ「おっ、起きていたのか」
ジュエチャ「オレの記憶によれば電気で倒れていたはずだが・・・もう治ったのか?」

スマッシュ「ははっ、まだ完治してないけどな、病院にいる人に見つからないようにランニングしてた」
見たかったら即病室行きだ。というか運動していて大丈夫なのか・・・

ジュエチャ「そういえば、レッドメアはどうだ?」
スマッシュ「え~と、オレ達の中では一番重症だな」
ジュエチャ「ってことはオレ、責任重大?」

???「ちなみに女王様は空腹、チャコ、チャッチャオ君は打撲だ」
スマッシュ「その声は・・・」

???「私の名前はモウシマセン!この病院で一番偉い!Drモウシと言われている!」
チャコ「モヤシせんせ~!ジュエチャは~?」

モウシ「モヤシじゃなくてモウシ!いい?モ・ヤ・シ!じゃなかった・・・」
自分でも間違っている!バツとして、名前を今回だけ、モヤシと表示します。

モヤシ「とにかく!スマッシュ君!」
スマッシュ「ハ、ハイ・・・」
モヤシ「運動は控えなさいと言ったでしょう!バツとして病院を2周!!」
悪化する一方だ!

スマッシュ「ラッキー♪」
スマッシュは喜んで走ろうとした!

モヤシ「こら!今言ったばかりだぞ!!運動は・・・」
スマッシュ「じゃあ、どうしたらいいんですか!?バツとして病院を2周するのに運動するなって!」

モヤシ「だ~か~ら~!!」

チャコ「ねえ、運動してはいけないのに、運動をするバツなの?」

モヤシ「そ、そうだったな・・・仕方がない、スマッシュ君、ねてなさい。もしくは腹筋を・・・」
何度言ったら分かるのか・・・悪化する一方である。ヤブ医者なのか?
そして、モヤシは去っていった・・・

スマッシュ「とりあえず、エメラルドは疲れていただけだからもう旅に出たぜ」
ジュエチャ「そうか・・・」

チャッチャオ「イエ~イ!ジュエチャは起きたみたいだね~!!」
        ↑一応、盛り上げているつもり

ジュエチャ「ん?ところで、チャロードとヴェルスは?」
スマッシュ「モヤシの実験台」
スマッシュもモヤシがいないときはモヤシと呼ぶ

ジュエチャ「・・・・・・」
ジュエチャは立って、歩き出した。

スマッシュ「行くのか?なら、この剣を持って行きな!」
スマッシュは剣を投げた。その剣はダイアモンドのような色をしていた。大きさは普通の剣よりも少し大きい。

ジュエチャ「これは・・・?」
スマッシュ「エメラルドが洞窟で、見つけたらしい」

チャコ「ええ?それじゃあ、ブレスレットと同じ伝説の装備?」
???「正解・・・」

チャコ「だっ・・・だれっ!?」
チャコは振り向いた。

???「私の名前はトラン・・・占い師チャミライのお供です~」
チャッチャオ「で、チャミライは何をしているの?」

トラン「ボーリングの最中だから、言ってくれと頼まれまして・・・ちなみに愛用の玉は水晶玉です」
つまり、占いに使っている物は、ボーリング玉だった!

トラン「実は私、鑑定も出来ます~」
頼まれなくても来て欲しい存在だった!!

トラン「う~ん・・・・この剣は~・・・10万リング!!」

スマッシュ「値段は聞いてないって」

トラン「え~と、これは伝説の武器で間違いありません」

スマッシュ「良かったな!・・・ってオーイ!!」
ジュエチャは剣を持って、部屋を出ていた。

34話へ続く!!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第60号
ページ番号
42 / 98
この作品について
タイトル
勇者のジュエチャ
作者
スマッシュ
初回掲載
週刊チャオ第39号
最終掲載
週刊チャオ第95号
連載期間
約1年28日