1話無口の勇者
遠い、どっかの星で、勇者らしいチャオが、生まれていた。
―― そのどっかの星 ――
この星で、1件だけ屋根が虹色の、2階建ての一軒家がある。
そこにジュエチャという名前のチャオがいる。このチャオが、勇者かもしれない。
~その家の夕飯の時~
ジュエチャの弟「今、思ったけれどなんでお父さんがいないの?」
ジュエチャ「いないから」
ジュエチャは無口なので質問の答えも短いのです(答えになっていませんが)
ジュエチャの母「教えてあげまショー!」
ジュエチャの弟「長話になりそうだからやめた」
ジュエチャの父「それは・・・ジュエチャが生まれる前・・・・私はなんとなーく散歩をしていたら『ここ、魔王の家』というかんばんがたててあった、しかし、そこは家でなく、城だったのだ!!!」
魔王は家の方が好きらしくイメージだけ家にしていたのであった!
ジュエチャの父「その間違いを教えようとしたら、魔王のやつが・・!
だからお前にかたきを・・・・!!」
ジュエチャ「かたきうちって言っても、生きてるんじゃね・・・」
ジュエチャの弟「そーだよ!!!なんでいつの間にかいるの!?
幽霊ですか!?ねぇ!?」
ジュエチャ「それはないだろ」
ジュエチャの父「それよりも!!さっさと旅にでろー!!」
ジュエチャ「だれが」
ジュエチャの父「そうか・・・金がほしいか・・・10000リングだ!!」
ジュエチャ「しょーがない、いくか・・・・」
勇者かこいつと言いたいぐらいやる気のないジュエチャ、はたして魔王を倒せるのか!?
1話終了